今昔玉手箱2/聖書文明編
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シリーズ:今昔玉手箱

公開開始日:2011/03/24
最終更新日:2011/03/24 13:09

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今昔玉手箱2/聖書文明編 第1章 オリエントの章(旧約聖書の世界)
 さて、こうした事をふまえた上で、
再びBC600年頃の静岡県水窪町
に話を戻そう。当時は大和朝廷初代・
神武天皇が即位したとされる頃で、
出雲・丹後・大和の王朝がゆるやか
に連合していた、弥生時代中期で
ある。水窪という地は、縄文の頃
から黒曜石の産地として知られて
いた。

 おそらくフェニキア線団員は、
現在「糸魚川・静岡構造線」として
知られている断層線に沿って、金銀
銅鉄などの鉱脈を探していたの
だろう。鉱山師は川筋の鉱物を見て
あたりをつけ、鉱脈を探すという。
水窪石は、その為の願かけだったの
かもしれない。

 水窪から天竜川を源流まで遡ると、
信濃国諏訪湖がある。この周辺は
良質な粉鉄(こがね・砂鉄)の産地
だった。出雲神話で大国主命の国譲り
に反対した息子の建御名方神
(たけみなかたのかみ)は、建御雷之
男神(たけみかずちのおかみ)との
相撲に負けて諏訪へ逃げるわけだが、
当時から出雲国の重要拠点だったの
だろう。

 鉄が日本史に登場するのは
2~3Cの古墳時代だが、紀元前
1800年頃からトルコのヒッタイト
で使用されていたわけだから、
フェニキア人たちが知らないはずは
ない。アムートゥという鉄は、
エジプトとの間で金の5倍、銀の
40倍の価格で取引されていた。
お宝を探し当てたフェニキア人
たちが、諏訪に住みついたと想像
してみたくなる。諏訪大社南方に
守屋山という名の山があるが、
創世記22章の「アブラハムが
モリヤ山で息子イサクを生け贄と
して神に捧げた」という、ユダヤ的
なエピソードを連想させる名前で
ある。
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