今昔玉手箱2/聖書文明編
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ジャンル:未設定
シリーズ:今昔玉手箱

公開開始日:2011/03/24
最終更新日:2011/03/24 13:09

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今昔玉手箱2/聖書文明編 第1章 オリエントの章(旧約聖書の世界)
 サラが側室を与える行為に関して、
チグリス川東の「ヌジ」から、当時
の結婚や養子縁組などの生活習慣に
関する、約2万枚の粘土板が、
アメリカ東方研究所チームによって
発見された。アブラハムの名はないが、
聖書の記述は史実であろうと裏づけ
られた。

 カナンの神はアブラハムに、サラ
に子供が産まれる事を予言し、
続いてソドムとゴモラの町を天の火
で滅ぼすという荒業をやってのける。
そして予言通り、サラはイサクを
産むのである。アブラハムはこの時
100歳だった。

 この常識外れの年齢をどう受け止め
るのか。月が満ちて1歳、月が欠けて
1歳、ひと月で2歳、1年で24歳年
をとる24倍年。1年で12歳年を
とる12倍年。春と秋の祭りに年を
とる2倍年などの風習があった事を、
参考までに付記しておく。

 ところが神は、奇跡のように生ま
れたイサクを「モリヤ山に行って
燔祭(はんさい・生け贄)として捧げ
なさい」と、アブラハムに告げる
のである。アブラハムが苦悩の末
イサクを刃物で殺そうとした時、
「お前の神に対する忠誠心はわかった」
として、雄羊を代わりに捧げるように
と言うのである。そこまでやるかと
言いたくなるほど、苛酷な神である。
このイサクを捧げた大きな一枚岩の
所に建っているのが、旧エルサレム
市街地にある「岩のドーム」である。

 ともあれイサクの子孫は祝福され、
アブラハムはユダヤ教・キリスト教・
イスラム教共通の父祖となるのである。
 
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