今昔玉手箱2/聖書文明編
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ジャンル:未設定
シリーズ:今昔玉手箱

公開開始日:2011/03/24
最終更新日:2011/03/24 13:09

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今昔玉手箱2/聖書文明編 第1章 オリエントの章(旧約聖書の世界)
 やがて父のテラとアブラム一族は、
ウルを出てメソポタミア北西部の
シュメール国境の町・ハランに移り
住む。さらにアブラムは、「ハラン
を出てカナン(パレスチナ)へ行く
ように」と神に命じられる。アブラム
は一族を率いてハランを南下し、
死海の西・カナンへ。さらに南下
してネゲブへと移動する。

 シュメールのウル第三王朝は、
BC2000年頃セム系アモリ人
とエラム人の進入によって滅亡
するのだが、アブラムの相次ぐ
移住の背景には、王室内部の
不安定な政治情勢や国際情勢が、
密接に関わっていたものと思われる。

 さらにアブラムとサライ夫婦は
「アブラハム・サラ」と、アッカド
語風に名を改め、それまでの月神
シンの信仰を捨て、カナンの神々
の最高神「エル・シャダイ=
ヤハウエ」に改宗しているのだから、
カナンに帰化して一族を存続させる
苦労がどれほど大変だったかが
偲ばれる。

 ところでサラは、子を産まなかった。
そこで彼女に仕えていたエジプト女・
ハガルに、代わって子供を産んで
くれるようにと頼んだ。こうして
生まれたのが、長男イシュマエルで
ある。彼はアラブ人の祖となった。
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