今昔玉手箱2/聖書文明編
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シリーズ:今昔玉手箱

公開開始日:2011/03/24
最終更新日:2011/03/24 13:09

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今昔玉手箱2/聖書文明編 第1章 オリエントの章(旧約聖書の世界)
 アダムの語源はアダモ(土・
粘土)だが、シュメール語の
粘土(ティイト)には「生命を
もつもの・卵」の意味がある。
シュメール語で人間は「ル」 
アッカド語では「ルル=混ぜ
合わされたもの」さらに聖書
では人間を「The Adam」と
定冠詞付きで翻訳している。
これは個人ではなく、一定の
種族を定義する属名なのだ。

 アヌの異母兄妹の女神・ニン
ティは、牛人・鳥人・翼を持った
人・両性具有の人・山羊の角と
蹄を持った人・生殖器を持た
ない人・排尿出来ない人・妊娠
出来ない人などを生み出していた。
遺伝子実験だろう。ティは
あばら骨という意味のシュメール
語で、ニンティは命をつくった
肋骨(リブ)の女神と言われて
いる。聖書のイブはヘブル語で
「命をもつもの」という意味で
ある。

 エンキはアダパをつくるべく
「粘土を混ぜ合わせよ。そして
形づくれ。若く賢明なアヌンナキ
(神々)を与えん」とニンティに
言った。そしてアヌンナキから
血とシル(男性からのみ=精液)
を抜き取り、血から神聖なる物質
「テエマ」を抽出した。テエマと
シルは清められた容器の中で混ぜ
合わされた。

 これらの作業はビド・シムティ
(アッカド語・生命の風=ナピシ
トゥ(魂)を吹き込む場所)で行わ
れた。混ぜ合わされた鋳型は、
一定の期間を経てエンキの妻・
ニンキの子宮に移植された。

「新しく生まれ出るものに運命
 を与えよ。ニンキは新しく生ま
 れ出るものに神の姿を与える。
 そして新しく生まれ出るものは
 人間となるのだ」

 ニンティは月を数え、10番目
の月を待った。月満ちてニンティ
は器具で子宮を開き、胎児を取り
出した。ニンティは新しく生まれ
出たものに歓喜した。ニンキの
出産成功を受けて、14人の誕生
の女神たちの子宮にも鋳型が移植
された。そのうち7人は男子を
産み、7人は女子を産んだ。
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