今昔玉手箱2/聖書文明編
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シリーズ:今昔玉手箱

公開開始日:2011/03/24
最終更新日:2011/03/24 13:09

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今昔玉手箱2/聖書文明編 第1章 オリエントの章(旧約聖書の世界)
そもそも原始地球は煮えた
ぎるマグマの海だった。その
岩石成分の水分と二酸化炭素
が放出されて大気圏が形成
された。大気は窒素と二酸化
炭素が主で、他に水素、メタン
アンモニア、一酸化炭素、
青酸、亜硫酸ガスなど。酸素
系生物なら即死する。二酸化
炭素濃度は現在の数百万倍。
オレンジ色の空だっただろう。

 水蒸気は硫化水素の雨と
なって降り、海が形成された。
卵の腐ったような臭いがする
温泉のような海。そして約
38億年前、海底火山の
熱水噴出口付近で、メタン
とアンモニアから
硫化水素を分解してエネルギー
を得る原核生物が誕生した
らしい。彼らにとって光は、
遺伝子を傷つけ命を奪う
存在だったので、高温高圧
の暗闇の中で暮らしていた
のだが、積極的に光エネル
ギーを利用して光合成を
行うシアノバクテリア
(藍藻細菌)という植物の
ご先祖様も誕生していた。

 その10億年後、地球の
マントル+コアの動きが
整い、コアの鉄が磁気を
放出し、地球を磁気の
バリアで包んだ。これに
よって太陽風の有毒荷電
粒子が磁気圏でブロック
され、光が届く海面近い
環境でもシアノバクテリア
が生存出来るようになり、
大増殖が始まった。

 シアノバクテリアの大
増殖で、その死骸(有機物)
を栄養源にする原始真核
生物が現れた。彼らは栄養
を体内に取り込んで消化
するために細胞のサイズを
大きくした。さらにそれ
まで毒であった酸素を分解
する酵素(ミトコンドリア)
を作り出して、変化する
環境に適応した。私たちが
細胞内にミトコンドリアを
持っているという事は、
間違いなくこうした生命の
子孫だということなのだ。
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