七星伝
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発行者:龍牙
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ジャンル:ファンタジー
シリーズ:七星伝

公開開始日:2011/03/13
最終更新日:2011/05/03 16:25

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七星伝 第4章 第1章『日常と非日常』1
「ったく、分かってるよ。」

「…分かっているなら気をつけてくれ…。」

元々翔は冷たいとは言わないが、どちらかと言えば焔とは対照的にクールな性格だ。簡潔に言葉を告げるのもそれが由来している。元々翔はそれなりに明るい性格でもあったのだが、常に冷静で感情の変化を悟らせない性格に変わったのは彼の持つ過去が色々と関係している。過去の性格の面影が覗えるのは桜と会話している間だけだろう。

『光』…冷たくも全てを焼き尽くす熱さを持った全てを照らす翔の持つ星の名。七星士のリーダーとして全員を導く光となる者。今の性格に変わったのも彼が正式に『光の星』の名を与えられた時からだ。

「んじゃ、オレは先に行くぜ、遅刻する前にな。」

そう言って焔は手を振りながら校舎の中へと入っていく。

『炎』…全てを焼き尽くす熱を持ち全てにそれを伝える焔の持つ星の名。七星士の中での切り込み隊長にして最大のムードメーカー。仲間達を照らす光と並ぶ導く力、それが炎。そして、それと同時に何気に直接的な戦闘力では一番の実力者である。

光と炎、互いに七星士の中心となる星の宿命で有りながら対照的な二人だった。

「ねえ、翔。あれって何のこと?」

「あ、ああ…。部活の助っ人を頼まれたのをあいつがサボったから、オレがあいつの代理で出た事だ。」

「ふーん。」

桜の疑問の言葉を翔はそう誤魔化す、微かに彼女自身は納得はしていない様子だが。元々特定の部活動に所属していない焔が部活の助っ人を頼まれる事が多く、時折予定が被った時は翔が代理で出る事も多いのだ。
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