七星伝
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発行者:龍牙
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ジャンル:ファンタジー
シリーズ:七星伝

公開開始日:2011/03/13
最終更新日:2011/05/03 16:25

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七星伝 第2章 プロローグ『星の勇士』達2
深夜零時…公園

「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」

目の前に現れた異形に対して恐怖に満ちた悲鳴を上げた。

「グ…。」

その異形と男の間に一本の日本刀が現れる。

「ま・・まさか…。」

その刀を見た異形は後ろに下がっていく。そんな様子を見ながら男は慌てて逃げ出して行く。

『…まさか、本当にお前達『妖魔』が関わっている事件だったなんてな…。』

一人の少年が妖魔と呼んだ異形が恐れていた刀に近づき、その刀に触れる。

「お・・お前は…。」

目の前にいる妖魔と呼んだ異形を睨み、その少年は目の前に突き刺さっている刀を引き抜く。

「オレは七星士の一人…“光の星”…『光牙』。」

光牙と名乗った少年が持った時、彼の持つその刀は月の光を浴びて輝く。否、それは月の光だけではなく、その刀自身が輝いている様にも見える。

「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」

叫び声を上げながら向かって来た異形を避けると彼は刀を振り上げる。

「光刃!!!」

その少年がそう叫ぶと刀から出た光が目の前にいる異形の体を引き裂く。

「…もう、こんな時間か…。」

彼は目の前の異形を消し去ると近くに有る時計を見る。時計に有る時間は既に深夜の三時を刺している。

「はあ…。明日も学校だって言うのにな。それに…あいつは、来るとか言っておいて!!!人との約束くらい、守れ!!!」

いつの間にか彼の手の中に有った筈の刀はどこかに消えていた。

「ったく…帰って寝るか…。」

いない者達に文句を言っても意味がない事に気がつくとその少年は警察が来る前にその場から立ち去る。



次の日…

一人の少年が新聞を広げると、先日に光牙と名乗った少年が妖魔と呼んだ異形と戦った場所の事が小さな記事として書かれていた。

『原因不明の爆発事故』として。同時に妖魔に襲われた男の事も載っていたが、それは幻覚とされてしまっていた。

「…予想以上に普通の人間には不可能な事件が多いな…。」

光牙と名乗った少年とは別の少年は新聞の記事を斜め読みにして行きながらそう呟く。

「…行方不明事件は光牙が解決した様に妖魔が関係していたか…。…あとは…。」

それ以上何も言わずに、少年は新聞をテーブルの上に置くとカバンを持ってその部屋から出ていった。
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