歴史エッセイ集「今昔玉手箱」
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シリーズ:今昔玉手箱

公開開始日:2011/03/11
最終更新日:2011/03/11 11:01

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歴史エッセイ集「今昔玉手箱」 第1章 江戸東京玉手箱(世界の大都市お江戸裏事情)
 この奥深い易の理に、数の神秘を
取り入れて姓名学の基礎を築いたと
される人物が、春秋の世を生きた
儒教の祖・孔子(BC552~479)
だと言われている。
 もともと文字とは神聖なもので
あり、命が宿り霊力を持つという
のは、東洋の言霊思想に共通する
考え方である。加えて、数の神秘
に関する信仰のルーツはシュメール
文明にもあり、孔子と同時代を
生きた数学者・ピタゴラス
(BC582~497)も探究して
いる事から、まんざら嘘ではない
かと思われる。

 孔子は「1」を太極首領数・吉、
「2」を分離破壊数・凶という風
に、9までの数を意味づけた。その
上で「名とは自己の分身であるから、
まず名前を正しくすべし」と語った
という。

 この1~9の他に、インドから
伝わった0という概念を「運命
逆転数」として取り入れ、姓名学
を展開しているのが、元日本姓名学
会長・中山雲水氏である。数ある
流派の中から、彼の流派と考え方
を基準にして、歴史上の人物の名
を検証してみようと思う。

 歴史と言えば、動乱の幕末。幕末
と言えば長州の風雲児・高杉晋作で
ある。姓の合計・天運17、名の
合計・地運17、姓の最後と名の
最初の合計・内運17、姓の最初と
名の最後の合計・外数17、そして
総画34。さすが天下の奇才は、
名前も奇なるものだった。

 総画34は悲運分裂数。事故や
災難が続き、最後にツキに見放さ
れるという。尊皇攘夷運動で英国
公使館を焼き討ちにするなどの
過激派で、後に倒幕軍の主力に
なる奇兵隊を創設するが、維新を
待たず志半ばで病に倒れ、27年
8ヶ月の生涯を終える。

「おもしろき こともなき世を
 おもしろく・・・」

が絶筆となった。
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