老人ホームの人妻看護師
第6章 夢? 3Pしちゃいました
2人がゆっくりドアを開け、ソロソロと部屋の中に入ってきます。
もしかして心配して見に来てくれたのかしら。
倒れてるなんて思われたら大変、早く起きなくちゃ。と、思ったのは一瞬、だんだん状況がわかってきたつもりの私は、逆に2人を驚かして元気なところを見せようと思っちゃったんです。
ワクワクしながら2人が近付いてくるのを待ち構えてました。
突然驚かして、心臓は大丈夫かしらなんて考えてたんです。
その2人は、なかなか近付いて来てくれません。薄眼で鏡を眺める私。既に少しニヤついていたかもしれません。
でも2人とも私の足元近くまで来て、そこで止まってしまいました。
(えっ、うそっ、恥ずかしい)
2人が近付いてくるのを鏡越しに追っていた私に判ったのは、鏡に映っている自分の恥ずかしい姿でした。
白衣がめくれあがりお尻が丸見え。
スースーと風を感じ、寒くて目が覚めた一番の原因を知ったんです。
私は恥ずかしさから、驚かすことなんか忘れて、とにかく寝た振りをすることに決めました。しょうがありません、お尻は出しっぱなしです。
お願い早く出てって。たまたま胸の前に置いていた両手に力を込めて祈りました。
そんな願いが通じることはなく、佐竹さんの顔が段々とお尻に近づいてくるのが見えます。遅れて山下さんまで。
荒い鼻息が聞こえてきます。
聞こえるどころか、お尻に、太腿に、その鼻息がかかってきてるんです。もうお尻に隠れて2人の頭しか見えてません。きっと間近でお尻を見ています。
だめ、恥ずかしすぎる。
私は思い切って、寝がえりをうつことにしました。
「うーん。」
わざとらしくならないように声をあげ、上向きに寝がえりをうちました。
後から考えると、この時に起きちゃうべきでした。
でも、この時は寝ぞうの悪さでお尻を見られてた恥ずかしさのあまり、寝たふりしてるのだけでいっぱいいっぱいだったんです。
そして、それがとんでもないことに。
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