今昔医療福祉外伝
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発行者:オフィス亀松亭
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ジャンル:ノンフィクション
シリーズ:今昔玉手箱

公開開始日:2011/03/02
最終更新日:2011/03/02 11:02

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今昔医療福祉外伝 第5章 戦国南蛮医療伝
 午後2時過ぎ、織田軍は田楽
狭間に殺到した。予想もしない
奇襲攻撃に、今川本陣はあわて
ふためくばかり。毛利新助が義元
の首をあげ、3時には戦闘終了。
天下に織田信長の名が轟く事に
なった。この今川軍敗北によって、
人質の身分から解放されたのが
松平元康。後の徳川家康である。
 
 信長が足利義昭を奉じて京都に
入ったのは、田楽狭間の戦いから
8年後の、1568(永禄11)年
の事だった。京都の町は戦乱で
荒れ果て、難民が多数流入して
いた。ここで救護ボランティアの
活動をしていたのは、ポルトガル人
司祭・ルイス・フロイスを中心
としたキリシタン信徒たちだった。

 フロイスは、キリシタン大名・
高山右近らの仲介により、二条城の
工事現場で信長と会見する事が出来た。
信長はフロイスに、京都在住と布教
を許可し、南蛮寺建設を援助した。
またフロイスの願いにより、近江国
(滋賀県)の伊吹山に、薬草園の為の
土地が与えられた。

 天帝宗の南蛮寺は、京都の医療
救護活動の拠点として、たちまち
大評判となった。

「豊後国だけじゃなく、京にも
菩薩が現れなさった。」
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