今昔医療福祉外伝
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ジャンル:ノンフィクション
シリーズ:今昔玉手箱

公開開始日:2011/03/02
最終更新日:2011/03/02 11:02

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今昔医療福祉外伝 第3章 古代医療伝
 また、現代用語で言えば「グループ
ホーム」や「ホスピス」にあたる施設も、
全国各地に建設させた。古代インドの名君・
アショカー王は、人類史上きわめて稀な
権力者だった。彼の存在は我々に、人間
の意識の進歩が、テクノロジーの進歩と
一致しない事を教えてくれる。現代人は
科学技術の高度化を、意識の向上と錯覚
しているだけなのだろう。意識が未発達
な、類人猿並の権力者がテクノロジーを
手中にすると、ナチスや原爆、オウム
真理教の「毒ガス」や核実験といった
愚行を犯してしまう。それは、弾薬庫で
焚火をする幼児の集団の姿に似ている。


古代医療伝<2>

ところで、「アショカー」という言葉は、
幸福や愛という意味を持ち、「アスカ」
という発音と深い関係があると言われて
いる。全世界に「アスカ」から派生した
土地の名があり、「楽園」を意味するの
だという。スペインのバスク地方、
イスラエルのアゼカ、フランスのラスコー、
北アメリカのアラスカ、南アメリカの
ナスカなどがそれである。
 アスカという土地なら、日本にもある。
飛ぶ鳥と書いてなぜ「アスカ」と呼ぶの
かはよくわからないが、ともかく「飛鳥」
は、古代日本の都があった所だ。そして
この土地で、アショカー王ときわめて
よく似た政治を行った人物がいた。聖徳
太子である。昭和時代の一万円札の肖像
になった人物、と言えばわかりが早い
かもしれない。ひょっとしたら聖徳太子
というのは、架空の人物かもしれないが、
古代世界の理想像だと思えば、味わい深く
読めるだろう。
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