今昔医療福祉外伝
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発行者:オフィス亀松亭
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ジャンル:ノンフィクション
シリーズ:今昔玉手箱

公開開始日:2011/03/02
最終更新日:2011/03/02 11:02

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今昔医療福祉外伝 第2章 心優しき文化圏
 宗教というカテゴリーの中にしか、
「神・仏」は存在しなくなり、宗教
が魂の救済に到る唯一の方法だと
「信じられる」ようになっていった。
現在に至るまで人間は、神や仏と
「分離」したまま、救済を求めて
漂流し続けている。

 では、人間が「神」によって救済
されるとは、どういう状況を言うのか。
生命・自然・宇宙・意識・無意識・
愛・物質。この世に存在する有形・
無形のありとあらゆる「存在」を
「存在たらしめているもの」を「神」
と呼ぶならば、我々がここに「存在
している」という事実だけで、すでに
救済されているとは言えないだろうか。
宗教的感覚で言えば「生かされている」
という言葉で表現される。

 神による救済とはつまり、神や自然
と「自己」は、何も分離していないの
だと気づく、ただそれだけの事では
ないのか。これまでに培った一切の
思い込みを棄てればそれでいい。
これまでの宗教的権威や儀式、複雑な
教義や辛い修行などの一切が不要と
なる。

 太陽の光を全身で感じるように、
すでに救済されている自己を感じれば
いい。禅の高僧が弟子に言う。

「誰がお前を縛りつけているのだ」と。

「誰も縛り付けていないのであれば
もうすでにお前は解放されている
ではないか」
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