虹の橋を渡ったゾウ
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ジャンル:ノンフィクション

公開開始日:2011/03/01
最終更新日:2011/03/01 10:29

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虹の橋を渡ったゾウ 第3章 インディラ(上) ネルーの娘

○ネルーの娘

 1949(昭和24)年2月27日の
東京日日新聞に、一通の投書が載った。

「妹に象が見せたい。古賀園長さん 
早く買ってください」という見出し
がついていた。

「ぼくは どうぶつえんがだいすき
です。せんそう前にとうきょうに
すんでいたころ、お父さまにつれ
られてよくどうぶつえんにゆきました
が、このあいだ、がっこうのえんそく
でどうぶつえんにいったら、ぞうや
ライオンがいなかったのでがっかり
しました。

いもうとはことし9つでぼくと
いっしょにどうぶつえんにいったとき
はまだちいさかったので、ぞうや
ライオンはおぼえていません。

そしてぞうの「え」をみて、ぞうは
うしよりおおきいの?とおかしなこと
をいいます。きょうお父さまが
ぎんこうからおかえりになって、
ゆうかんをみながら

「インドのおじさんがぞうをおくって
くれるといっているのに、古賀えん長
さんはお金がなくてこまっている」と
かいてあるが、みんながすこしずつお金
をけんやくすればきっとかえるだろう、
とおっしゃいました。いもうとは
ほんとうのぞうをみたいというので
ぼくは早くどうぶつえんにぞうがくる
ように、お父さんからいただいた
お小づかいをけんやくしてたくさんの
おかねをあつめて、はやくぞうをかえる
ようにしてあげるとよいと思います。」
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