歴史エッセイ集「みちのく福袋」
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公開開始日:2011/02/26
最終更新日:2011/02/26 16:33

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歴史エッセイ集「みちのく福袋」 第3章 第3章・相馬黒光(こっこう)
 1907(明治40)年12月
15日、中村屋新宿支店が
オープンした。隣には屑屋・
豆腐屋・銭湯が並んでいた。
紀伊国屋という炭屋もあった。
この店の「もっちゃん」が
炭屋を本屋に変えたのは、
1927(昭和2)年の事だった。

 中村屋の相馬黒光についての
エピソードは数多い。彫刻家・
荻原守衛(碌山)の名作「女」
のモデルは黒光である。中村屋
サロンには、彫刻家・高村
光太郎、盲目の詩人・エロシェ
ンコ、岩波書店の岩波茂雄、
書家の会津八一など、多彩な
文化人が顔をそろえていた。
また、インド独立運動の指導者、
ラス・ビハリ・ボースから、直伝
の「カリーライス」を伝授された
のも黒光である。

○o。..。o○o。..。o○o。..。o○o


○カリーライス


 1838(天保9)年2月
16日は、大隈重信の誕生日
だそうだ。佐賀藩出身で、
伊藤博文や黒田清隆内閣の
外相。1914(大正3)年
には第二次大隈内閣を組織
し、第一次世界大戦へ参戦
した。

 その大隈が首相在任中の
1915(大正4)年12月
初め。「萬朝報(よろず
ちょうほう)」という新聞に、
「追放印度人の失踪 一日夜 
頭山邸から消える」という記事
が載った。頭山とは、国家主義
団体「玄洋社」の最高指導者・
頭山満(とうやまみつる)であり、
追放印度人とは、16歳の時
インドの英国人総督に爆弾を
投げて負傷させ、首に16万
ルピーの懸賞金を懸けられた
お尋ね者、ラス・ビハリ・
ボース29歳だった。
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