長編伝奇小説「アストラルの森」
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発行者:オフィス亀松亭
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ジャンル:ファンタジー
シリーズ:アストラルの森2・聖人間工房

公開開始日:2011/02/24
最終更新日:2011/02/23 21:17

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長編伝奇小説「アストラルの森」 第3章 第3章・暗黒のサバト
 少女たち3人は、白川の首筋に包丁を
あてがった。白川は恐怖の果てに、ベランダ
の鉄柵を乗り越えた。白川の体はそのまま
地面に落下していった。体はコンクリートに
激突し、頭蓋骨がパックリと割れた。鮮血と
白い脳漿が飛び出し、首の骨が折れ、全身打撲
で即死だった。しかし少女たちに鞭打たれ、
包丁で刺される恐怖の意識はそのまま残った。
彼は自分の死を自覚する事なく、おそらくは
永遠に恐怖の幻影に怯え続ける事になるだろう。


 古内は千葉で開かれた麻酔学会の会合を
終えて、車に乗った。東京湾岸環状線で辰巳
インターまで走らせ、9号深川線で日本橋へ。
首都高速都心環状線に入り、飯田橋付近に
さしかかった時の事だった。古内がふと
バックミラーを見ると、髪の毛を振り乱した
顔面傷だらけの少女が、古内を見て冷笑して
いた。

「ワァッ・・・」

 古内は一瞬取り乱した。さらに対向車線
を走る車のヘッドライトに気を取られ、
ハンドル操作を誤った。そしてブレーキを
踏んで急減速した為、後ろから来た12トン
トラックに追突された。12トン車は古内
の車を完全に押し潰して停車した。古内は
何かの金属片のようなもので頚動脈を切ら
れ、血まみれになって死んでいた。

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