長編伝奇小説「アストラルの森」
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ジャンル:ファンタジー
シリーズ:アストラルの森2・聖人間工房

公開開始日:2011/02/24
最終更新日:2011/02/23 21:17

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長編伝奇小説「アストラルの森」 第3章 第3章・暗黒のサバト
 満義は防空壕の中に若妻を招き入れた。満義
にとって女とは、精液を排泄する為の肉だった。
慰安所での性体験しか持たない満義は、前戯も
そこそこに若妻を犯した。その事で若妻にひどく
叱責された。逆上した満義は、若妻の首を絞めて
殺した。

 満義は防空壕の地面を深く掘り、若妻の遺体
を埋めた。腐敗臭を消す為に漬物の樽を数個
置いた。それから半年余りの間に、満義は女の
首を絞めてから犯すという、性的妄執と共に
生きた。首を絞められた時の、女の恍惚と
した表情が忘れられなかった。満義はその
表情を思い浮かべながら自慰にふけった。
 やがて再び、妄執を現実にするチャンスが
巡ってきた。若妻とよく似た女がやって来た
のだ。満義は食料置き場に案内すると言って
防空壕へ誘い、今度は最初から首を絞めた。
一分ほど絞めると、女は仮死状態になった。
満義は着物で失禁した個所をきれいにし、
ゆっくりと陰部を観察してから犯した。
事を済ませると、もう一度首を絞めて殺害

した。
 満義は5年の間に同様の手口で12人の
女を殺害して埋めた。幸か不幸か事件は発覚
しなかった。ある日満義は、建設ラッシュの
渋谷を歩いていた。建設中のビルにさし
かかった時、一枚の鉄板が上空から落下して
きた。満義はその下敷きになり即死した。

 防空壕の土中に多くの白骨化した遺体が
あるとも知らずに、大山家の土地は大手
不動産屋の手に渡り、住宅地として販売
された。現在の屋敷は、昭和30年にある
事業家の自宅として建設されたものである。
防空壕跡は簡単な手入れが施され、その
一部がワインの貯蔵庫として利用された。
 屋敷の完成から間もなく、事業家の妻が
首吊り自殺。2人の幼い子供は、通学途中
に踏み切りで電車に轢かれて即死。事業家
は相次ぐ不幸に生きる気力を奪われ、服毒
自殺を遂げた。
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