オフィスの秘密
オフィスの秘密
完結
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発行者:新菜
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ジャンル:恋愛
シリーズ:オフィスシリーズ

公開開始日:2016/06/26
最終更新日:---

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オフィスの秘密 第1章 【岩】マドンナの隠し事
女「あ、❀❀ちゃんネイル変えたー?」
❀「あ、うんっ♡」
女「可愛い〜〜♡」
❀「ありがとう//」
女「❀❀ちゃんっていっつも可愛いよね〜」
女「うんうん♡ほんと女の子らしくて
  理想のお嬢様ってかんじ♡」
❀「そんなことないよっ//」
女「って、男どもがいつも言ってんのよw」
❀「……//」


それが岩田さんだったらいいのに…
そんなこと…あるはずないけど…


男「あ〜腹減った〜もう昼飯行こ〜」
男「だなーー」
男「あ!❀❀さん、ネイル変えた?」
❀「あ、はい。」
男「お似合いっすね〜//」
❀「ありがとうございます♡」
男「でもどうなんすか?そういう爪って。」
❀「え?」
男「オナりにくそう。」
男「ああ、確かにw」
男「って、これセクハラか?w」
男「あはははw」
❀「////」
女「ちょっとあんた達サイッテー!!!」
男「な、なんだよ、冗談だろw」
女「昼間っから言っていい冗談と
  悪い冗談もわかんないの?」
女「言うならもっと爽やかな下ネタにしろ!!」
男「なんだよ〜〜〜」
女「しかもこんな純粋な❀❀ちゃんに!!」
男「……確かに…」
男「❀❀さん…ごめん…」
❀「////」


どうしよう…すっごく恥ずかしい…
私きっと今…顔が真っ赤だ…


男「❀❀さんは下ネタなんか免疫ねぇよな…」
男「ほんとすいませんでした!!」
女「ばか!!!」
男(でもさ、ネイルしてる手で
  オナってるAVとか、あれいいよな♡)
男(わっかるww)
女「聞こえてんだよ!!」
男「わっ!すいませんした!!」
❀「////」


恥ずかしい…
もう消えたいよ…


岩「❀❀さん、一緒にお昼買いに行かない?」
❀「えっ…」


私を助けてくれたのは
まさかの岩田さんだった。

恥ずかしくて消えてしまいたい私を
外に連れ出してくれた。


岩「くすくすw」
❀「えっ」
岩「顔…真っ赤…w」
❀「…っ///」
岩「ごめんごめん、うーそ♡」
❀「///」


恥ずかしい…


岩「ほんと男ってあほだよねー?」
❀「……//」
岩「気にしない気にしない。」
❀「はい……」


優しい人だなぁ…
やっぱり素敵…//

結局一緒にサンドイッチを買って
公園で二人で食べた。


岩「たまには外の空気もいいね!」
❀「はい…//」


私は…
こうして岩田さんと二人で
お昼を食べてること自体が

もう…奇跡です///


岩「美味しい?」
❀「あ、はいっ///」
岩「良かった♡」
❀「///」


岩田さんが買ってくれた
オーガニックサンドイッチは
すごく美味しいんだけど…

私は隣の岩田さんに緊張して…


岩「❀❀さんはさぁ…」
❀「はいっ!」
岩「彼氏…いないの?」
❀「いませんっ!!」
岩「…そっか、ほんとだったんだ。」
❀「えっ?」
岩「いや?なんでも♡」
❀「///」


なんでそんなこと…聞いてくれるんだろう//


岩「くすくすw ついてるよ、こーこ。」
❀「あっ//」


岩田さんが私の口を親指でぬぐって
それをぺろっと舐めた。


❀「////」


顔がカァッと赤くなるのがわかる。

岩田さんは何気なくしてるけど
なんて色気のある仕草なんだろう…

私は思わず岩田さんの手に見とれてしまった。

綺麗な…指…


岩「どうしたの?」
❀「…っ///」
岩「??」
❀「あ、あのっ、えっと…、綺麗な…手だぁって…//」


私何言ってるの?やだ!変態みたい//


岩「ありがとうございまーす♡」
❀「///」


また眩しいくらいの優しい笑顔。


岩「俺…どっちかっていうと
  女みたいな手なんだよねぇ…」
❀「え、そんなことないです!!」
岩「そう?」
❀「はいっ!!」
岩「……」


細くて綺麗だけど…
それはやっぱり…男の人の手で…

岩田さんの指先が動くたびに…


「この指はどうやって女の人に触れるんだろう」

そんなことを考えてしまう。


❀「////」


私…昼間から何想像してるんだろう…
やらしい…//


岩「はぁ…ほんと天気いいなぁ…」
❀「……」


この綺麗な指が…
濡れてる私の秘部を…
蜜を絡めながら…行ったり来たり…

「あっ…岩田さん…、だ…め…っ//」
「こんな濡れてるのに?くすくすw」


岩「ねぇ。」
❀「きゃぁっ///」
岩「えっ」
❀「!!!」


いやらしい妄想中に
いきなり声をかけられて
思わず叫んでしまった。


❀「すみませんっ///」
岩「いやいや、どうしたの?w」
❀「なんでも…ないです…///」
岩「あははっ可愛いねーw」
❀「…っ///」


可愛いって…言われた?!


岩「こんなとこで
  会社のマドンナを独り占めしてるって
  野郎どもにバレたら…
  俺殺されんなーーw」
❀「…っ」


ニコニコ笑う優しい笑顔…

ああどうしよう…

私…憧れなんかじゃなくて…
こんなの…好きになっちゃう…///


❀「そろそろっ戻りましょうかっ///」


自分の気持ちを誤魔化すように立ち上がると
キュッと手を掴まれた。


岩「まだ…一緒にいたい。」
❀「え…っ」
岩「……」
❀「////」


心臓が早鐘のように暴れてる。

掴まれてる手まで…
心臓みたいで…


岩「なんてねw 困らせてごめん♡」


岩田さんは立ち上がると
また私の頭をくしゃっと撫でて
そのまま歩き始めた。

こんなの…

こんなの…っ
無理だよ…///


❀「岩田さんっ///」
岩「なに…?」


眩しい笑顔が振り返る。


❀「あまり…勘違いさせないでください//」
岩「え…?」
❀「……//」
岩「…それは…俺のセリフだよ?」
❀「えっ?」
岩「こんな…真っ赤な顔して…」
❀「んっ//」


頬を撫でられた。


岩「俺のこと…勘違いさせないでね?」
❀「…っ///」
岩「くすっ…w」
❀「///」
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