オフィスの秘密
第1章 【岩】マドンナの隠し事
女「あ、❀❀ちゃんネイル変えたー?」
❀「あ、うんっ♡」
女「可愛い〜〜♡」
❀「ありがとう//」
女「❀❀ちゃんっていっつも可愛いよね〜」
女「うんうん♡ほんと女の子らしくて
理想のお嬢様ってかんじ♡」
❀「そんなことないよっ//」
女「って、男どもがいつも言ってんのよw」
❀「……//」
それが岩田さんだったらいいのに…
そんなこと…あるはずないけど…
男「あ〜腹減った〜もう昼飯行こ〜」
男「だなーー」
男「あ!❀❀さん、ネイル変えた?」
❀「あ、はい。」
男「お似合いっすね〜//」
❀「ありがとうございます♡」
男「でもどうなんすか?そういう爪って。」
❀「え?」
男「オナりにくそう。」
男「ああ、確かにw」
男「って、これセクハラか?w」
男「あはははw」
❀「////」
女「ちょっとあんた達サイッテー!!!」
男「な、なんだよ、冗談だろw」
女「昼間っから言っていい冗談と
悪い冗談もわかんないの?」
女「言うならもっと爽やかな下ネタにしろ!!」
男「なんだよ〜〜〜」
女「しかもこんな純粋な❀❀ちゃんに!!」
男「……確かに…」
男「❀❀さん…ごめん…」
❀「////」
どうしよう…すっごく恥ずかしい…
私きっと今…顔が真っ赤だ…
男「❀❀さんは下ネタなんか免疫ねぇよな…」
男「ほんとすいませんでした!!」
女「ばか!!!」
男(でもさ、ネイルしてる手で
オナってるAVとか、あれいいよな♡)
男(わっかるww)
女「聞こえてんだよ!!」
男「わっ!すいませんした!!」
❀「////」
恥ずかしい…
もう消えたいよ…
岩「❀❀さん、一緒にお昼買いに行かない?」
❀「えっ…」
私を助けてくれたのは
まさかの岩田さんだった。
恥ずかしくて消えてしまいたい私を
外に連れ出してくれた。
岩「くすくすw」
❀「えっ」
岩「顔…真っ赤…w」
❀「…っ///」
岩「ごめんごめん、うーそ♡」
❀「///」
恥ずかしい…
岩「ほんと男ってあほだよねー?」
❀「……//」
岩「気にしない気にしない。」
❀「はい……」
優しい人だなぁ…
やっぱり素敵…//
結局一緒にサンドイッチを買って
公園で二人で食べた。
岩「たまには外の空気もいいね!」
❀「はい…//」
私は…
こうして岩田さんと二人で
お昼を食べてること自体が
もう…奇跡です///
岩「美味しい?」
❀「あ、はいっ///」
岩「良かった♡」
❀「///」
岩田さんが買ってくれた
オーガニックサンドイッチは
すごく美味しいんだけど…
私は隣の岩田さんに緊張して…
岩「❀❀さんはさぁ…」
❀「はいっ!」
岩「彼氏…いないの?」
❀「いませんっ!!」
岩「…そっか、ほんとだったんだ。」
❀「えっ?」
岩「いや?なんでも♡」
❀「///」
なんでそんなこと…聞いてくれるんだろう//
岩「くすくすw ついてるよ、こーこ。」
❀「あっ//」
岩田さんが私の口を親指でぬぐって
それをぺろっと舐めた。
❀「////」
顔がカァッと赤くなるのがわかる。
岩田さんは何気なくしてるけど
なんて色気のある仕草なんだろう…
私は思わず岩田さんの手に見とれてしまった。
綺麗な…指…
岩「どうしたの?」
❀「…っ///」
岩「??」
❀「あ、あのっ、えっと…、綺麗な…手だぁって…//」
私何言ってるの?やだ!変態みたい//
岩「ありがとうございまーす♡」
❀「///」
また眩しいくらいの優しい笑顔。
岩「俺…どっちかっていうと
女みたいな手なんだよねぇ…」
❀「え、そんなことないです!!」
岩「そう?」
❀「はいっ!!」
岩「……」
細くて綺麗だけど…
それはやっぱり…男の人の手で…
岩田さんの指先が動くたびに…
「この指はどうやって女の人に触れるんだろう」
そんなことを考えてしまう。
❀「////」
私…昼間から何想像してるんだろう…
やらしい…//
岩「はぁ…ほんと天気いいなぁ…」
❀「……」
この綺麗な指が…
濡れてる私の秘部を…
蜜を絡めながら…行ったり来たり…
「あっ…岩田さん…、だ…め…っ//」
「こんな濡れてるのに?くすくすw」
岩「ねぇ。」
❀「きゃぁっ///」
岩「えっ」
❀「!!!」
いやらしい妄想中に
いきなり声をかけられて
思わず叫んでしまった。
❀「すみませんっ///」
岩「いやいや、どうしたの?w」
❀「なんでも…ないです…///」
岩「あははっ可愛いねーw」
❀「…っ///」
可愛いって…言われた?!
岩「こんなとこで
会社のマドンナを独り占めしてるって
野郎どもにバレたら…
俺殺されんなーーw」
❀「…っ」
ニコニコ笑う優しい笑顔…
ああどうしよう…
私…憧れなんかじゃなくて…
こんなの…好きになっちゃう…///
❀「そろそろっ戻りましょうかっ///」
自分の気持ちを誤魔化すように立ち上がると
キュッと手を掴まれた。
岩「まだ…一緒にいたい。」
❀「え…っ」
岩「……」
❀「////」
心臓が早鐘のように暴れてる。
掴まれてる手まで…
心臓みたいで…
岩「なんてねw 困らせてごめん♡」
岩田さんは立ち上がると
また私の頭をくしゃっと撫でて
そのまま歩き始めた。
こんなの…
こんなの…っ
無理だよ…///
❀「岩田さんっ///」
岩「なに…?」
眩しい笑顔が振り返る。
❀「あまり…勘違いさせないでください//」
岩「え…?」
❀「……//」
岩「…それは…俺のセリフだよ?」
❀「えっ?」
岩「こんな…真っ赤な顔して…」
❀「んっ//」
頬を撫でられた。
岩「俺のこと…勘違いさせないでね?」
❀「…っ///」
岩「くすっ…w」
❀「///」
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