ツマズキながら歩いてきました
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ジャンル:エッセイ・日記

公開開始日:2016/06/12
最終更新日:2016/07/24 12:25

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ツマズキながら歩いてきました 第4章 ポケベルとバレエに明け暮れた高校時代!
高校に進学した私は、【ポケベル】に興味を持ちました。


私が高校時代に流行ったのは、単に音が出るタイプではなく、文字入力ができるものでした。


今でいうSNSメールのようなものです。

暗号の組み合わせで文字を作っていくのが、なんとも魅力的でした。


当時は、携帯電話が普及していなかった為、
公衆電話から「オハヨー!」や、「ガッコウ ツイタ!イマドコ?」といった文字入力を行っていましたが、
通話料が「10円の範囲内」で済むように、公衆電話のボタンをいかに速く押せるかが課題でした(笑)


自宅に帰っても、友人にメッセージを送るためにポケベルを使っていたわけですが、
ある時、固定電話の請求がとんでもないことになり、父親に怒られたものでした(^^;)




ポケベル少女と化した私ですが、ずっと頑張ってきたバレエ方面でチカラを活かすことができないかと、
高校卒業後は、バレエの専門学校の入学を目指すために、高校2年生の時にある学校を受験します。



実技試験の後、3人の面接官からこのように言われました。


【あなたのように、踊れなくて、酷い人はこれまでに見たことがない】

という一言でした。
当時、17歳の私にとっては、衝撃的でした。


否定をされながらも、冷静な面もありました。

【高い受験t料を支払って、ここに来ているのに、その言いぐさは何??】

と(笑)



ここで私は、面接官に仕掛けます。

「私に、バレエの才能はありますか?」



面接官の回答は、以下でした。

「ありません」

しかし、面接官は続けます。

「やる気があるなら、うちの系列に入れてあげてもいい。
あなたのおうちの近いところに、系列の教室があるから、まずはそこに入ったらいい。」

とのことでした。



「才能が無いのに、系列に入ったらいいって、どういうことですか?
私には才能が無いんですよね?!」

と伝えたところ、面接官3人とも、無言になりました(笑)



面接が終わって、外で待機していた母に伝えました。


「今日はみんな、高3で受験に来てたから、私は今、高2だし、入学まで時間があるから、不合になると思う。
でね、私は才能が無いんだってさ。高い受験料を支払って、そんなことしか言えないような学校を受験したこと自体、悔やむね!」




私はこのとき、【世の中のやりきれない感じ】というものを経験しました。
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