ツマズキながら歩いてきました
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発行者:泉あゆみ
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ジャンル:エッセイ・日記

公開開始日:2016/06/12
最終更新日:2016/07/24 12:25

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ツマズキながら歩いてきました 第2章 コンピューター少女現る!

第1章でお話ししましたように、私は、とてもつらい保育園時代を過ごしました。

しかし、小学校に入学すると、私の新たな才能が開花されます。


ファミリーコンピューターが、各家庭で流行り始めたのがきっかけでした。


私は、お友達のお家で、ファミコンのコントローラを握ったのですが、その瞬間の感触は、いまだに忘れません!


「なにこれ?!凄い!!!(≧∇≦)」


一瞬にして、コンピューターゲームの世界に惹き込まれました。


これは、何としても手に入れたいと思った私は、

両親と祖母に、こんな話しを持ちかけます。


「ファミコンが欲しいんだけど、買ってくれるまで、学校に行かない」

と話し始めました。


そんなの冗談だろうと思っていたようですが、私は本当に実行しました(笑)


小学生になって、保育園時代よりも、多少の日本語を遣えるようになってきたので、

保育園時代のつらさを打ち明けました。


「これだけ、つらい思いを我慢してきたんだしさ。

保育園を変えて!って、当時、言ったとしても、保育園の経営者の付き合いがどーの、こーのって言って、園を変えるなんて、無理だったでしょ?!

それをゲーム機で、こっちはチャラにしようってんだからさ。」


と伝え、ゲーム機を買ってくれるまで、自宅待機をしていました(笑)


今、振り返れば、これがビジネスにおける今の私の【交渉術】の基盤となります(笑)



交渉が成立し、ゲーム機を手に入れた私は、

朝5時に起床し、1時間だけゲームをやり、その後は、きちんと学校に行き、

帰宅後は、先に宿題をやり、1時間だけゲームをするという生活を送っていました。



そんな生活を送っていましたら、

近所の男の子よりも、ゲームが上手になり(笑)

私の自宅では、ゲームのプレゼンテーションが行われるなどもありました。


小学校の6年間は、ゲームにのめりこみましたが、勉強もそれなりに頑張っていました。学力診断テストでは、学年で1位をとったことなどもありました。

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