ツマズキながら歩いてきました
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発行者:泉あゆみ
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ジャンル:エッセイ・日記

公開開始日:2016/06/12
最終更新日:2016/07/24 12:25

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ツマズキながら歩いてきました 第1章 虐待に近かった保育園時代

これまでの人生の中で、私自身が一番に辛かったのは、保育園に通っていた時代でした。

私が入園したのは、4歳の時。


保育園の経営者の判断で

「しっかりしていそうだから、5歳児クラスに入れても大丈夫そうね」

と大人の都合で、5歳児クラスに突っ込まれます。


そこで私は、壮絶なイジメにあいました。


「小さいのに、5歳児クラスに来ないで」

と言われたり、殴られたり、蹴られたりもしました。


この章を読んでくださっているあなたは

「やめてよ!」って言えばいいじゃん!ときっと、思うことでしょう。


そうなんです!

そうやって言えればよいのですが、なんせ4歳ですから、思うように言葉が出てこないんですね。


また、何かを言おうとしても、言い終わらないうちに、クラスメイトに殴られるんです(^^:)


暴力的なこと以外にも、いろいろとありました。


工作の時間の時のこと。

4歳と5歳では、はさみを使う技術が根本的に違いすぎるんです。


ある時に私は、クラスメイトに

「そんなのも早く切れないの??」

と馬鹿にされ、それが悔しくて、折り紙を切るのを一生懸命に頑張りました。

そしたら、自分の手を切ってしまったんです。

痛かったですし、誰もフォローに入ってくれないという、本当に悲しい出来事でした。


5歳になった私は、もう一度、5歳児クラスに編入されます。

そこで待ち受けていたのは

「無能な先生による、私への依存」

でした。


イベントものが多い保育園でしたが、ことあるたびに

「あなたは、去年も経験しているから、わかるでしょ?!」

と、迷惑なほど頼られ、お昼寝中も起こされてまで、イベントの練習をさせられました。



これだけ、いやなことが起こると、保育園に行きたくなくなります。

当たり前ですよね(^^:)


幼少の頃、共働きだったため、私の面倒をみてくれたのは、祖母だったのですが

「おばあちゃん、私、保育園に行きたくない」

というと


「ダメ!絶対に行きなさい!」

と殴られました。


それだけではなく、祖母には、ごはんを食べなければ殴られ、

何かにつけて殴られてました。


今、振り返ると、祖母の精神状態が病的だったのではないかと思います。



保育園もつらい。。。

家でもつらい。。。




無意識のレベルで、私の潜在意識は、この頃から、

【生きることはつらいこと】と認識するようになったのです。

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