甲子園の走塁基準が数値でわかる! 甲子園走塁完全データ
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発行者:田尻賢誉
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ジャンル:ノンフィクション

公開開始日:2016/06/12
最終更新日:2016/06/11 17:51

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甲子園の走塁基準が数値でわかる! 甲子園走塁完全データ 第1章 ここでしかわからない!! 甲子園走塁データ

 近年、高校野球が変わっています。12年
夏の甲子園では、48試合で56本塁打が飛
び出しました。投手は140キロを投げ
るのが当たり前。打者は一発長打が打て
る。技術の向上は著しいものがあります。

 ところが、その一方で軽視されている
のが走塁面です。指導者も選手も、打つ、
投げる、捕るという部分ばかりに目が行
き、走る部分がおろそかになっている。
ただ単に足が速くて盗塁をしたり、東海
大相模や東海大甲府のようにエンドラン
を多用するチームはあっても、ベースラ
ンニングや打球判断など“走塁”にこだ
わっているチームはほとんどありません。

「ウチは走塁にこだわっています」と言
っていても、「えっ!? どこがですか?」
というレベルばかりです。スタンドから
見ていても、目に見えない、記録に残ら
ない走塁ミスで得点を逃しているケース
は本当に多いと感じます。強豪校は三塁
でストップしても、その後にタイムリー
が出ますから、ミスは大きく響きません。

 でも、弱者は違います。何としても、
「二塁から一本で本塁を取る」。この意
識が大事なのです。

では、具体的に何秒でホームに還ればいいのか?

実際の過去の甲子園大会の数字を用いて、

基準を次の章から紹介していきます。

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