初めて結ばれたあの夜から
私たちは度々、食事に出かけるようになった。
食事の後にはホテルに行ったり
互いの家に行ったりして
何度も何度も身体を重ねた。
直人さんに愛される度に
花開いてゆくように…
その身体に触れる度に
甘い幸せに堕ちてゆくように…
初めて知ったこんなぬくもり…
こんな幸せ…
私の頭の中は四六時中
直人さんでいっぱいで…
毎日が本当に幸福感で満たされていた。
直)ほら、早くおいで?
〇)……//
今日も直人さんが
ベッドの上で私を待ってる。
直)〇〇…
ベッドに近付いた私の手を取って
優しく抱き寄せた。
ああ…直人さんの匂い…
今日もこの匂いと熱い身体に
抱かれるんだ…
〇)……//
直)ん…?少しのぼせた?
〇)え…?
直)顔、赤いから…
〇)いえ…//
髪に優しく触れる骨ばった手。
その手に自分の手を重ねて
頬に当てた。
〇)直人さん…
直)〇〇…
優しく響く私の名前。
直人さんに呼ばれる度に
自分の名前が好きになってゆく…
直)今日は…
〇)……
直)新しいこと、覚えてみようか?
〇)え…?
目を開けると優しく微笑む瞳。
直)〇〇は…したことある…?
自分で。
〇)え…?
直)やっぱり、ないかw
〇)??
直)女の人もね?
自分でするんだよ?エッチなこと。
〇)え……
エッチなことって…
男の人がするのは知ってるけど…
直)今まで…ムラムラしたこととかないの?
〇)……
優しく頭を撫でられる。
〇)ドキドキは…あります…//
直)え…?
〇)直人さんを…好きになってから…
直人さんのことを思い出すと
すごくドキドキします…//
直)あっはははw
可愛いなぁ~~もうw
〇)……//
そう言って愛しそうに笑う
直人さんの笑顔が…大好き…//
直)じゃあ教えてあげるから…
やってごらん?
〇)え…?
直)今度ドキドキした時は
一人でシてみたらいいよ。
〇)…っ//
直人さんがベッドにもたれて
後ろから私を抱きかかえてきた。
直)〇〇…
〇)ん…っ//
後ろから首筋にかかる
直人さんの熱い息…
耳元で響く…低くて優しい声。
胸が…ドキドキする…//
直)ほら、まず…
足、立ててごらん?
〇)え…っ
寝てた膝を立てるように促されて
私は直人さんにもたれたまま
膝を揃えて立てた。
直)じゃあ…開いて?
〇)え…っ
直)そんな閉じてちゃ触れないでしょ?w
〇)…っ//
直)大きく…開いて?
〇)///
直人さんは後ろにいるから
見えないはずなのに…
こんな抱きしめられながら
はしたない格好をするのが
なんだか恥ずかしくて…
〇)や…ぁ…//
直)ほら、言われた通りに…して?
〇)……//
ゆっくり膝を離すと
後ろから直人さんの大きな手が
それをもっと大きく開いた。
〇)あっ…//
そのまま膝を押さえられてるから
もう閉じられない…
直)ほら…
〇)…っ
直)押さえててあげるから…
自分で…触ってごらん?
〇)え…っ
直)……
〇)触るって…どこを…
直)俺が…いつも
触ってあげてるところ…
〇)…っ///
耳元の直人さんの声が
一層やらしさを増した気がして
ぴくんと反応してしまう。
直)俺が触ると…
いつもトロトロに濡れてて…
〇)…っ//
直)〇〇が気持ち良~くなるところ…
〇)///
直)わかるよね…?
〇)///
なんだか…
言葉で辱められてるみたいで…
顔が…熱くなる///
直)ほら、触って?自分で…
〇)…っ
自分で…こんなところ…
触ったことないのに…
直)ほら……
〇)あ……
直人さんの手が
私の指を優しく誘導する。
バスローブがはだけて
恥ずかしい場所があらわになって…
〇)や…ぁ…っ
直)ん…、ここ……
〇)…っ
ぴ…ちゅっ…
直人さんに動かされてる自分の指に
いやらしい粘液が絡みつく…
〇)やっ、や…っ//
直)もう濡れてるね…、興奮してる?w
〇)…っ//
だって…こんなこと…
直)恥ずかしくて濡れちゃった?w
〇)///
思わず顔を背けると
後ろからまた甘い声が降り注ぐ。
直)だめ…、ちゃんと見て…
〇)…っ
直)ほら、見ながら…
こうやって…気持ち良くなるように
自分で…動かしてごらん?
〇)あ…っ///
ちゅ…ぷっ、クチュ……
〇)///
どんどん溢れて
二人の指をいやらしく濡らす
私の身体。
〇)こんなの…っ、恥ずかしいですっ//
直)大丈夫、可愛いよ…
〇)……//
直)可愛くて…たまんない…
〇)///
そんな優しく…囁かないで…
直)〇〇は本当に可愛いよ…
〇)あ…っ
直)誰よりも…一番可愛い…
〇)…っ//
直)一番好きだよ?
〇)///
直人さんから貰う
「好き」という言葉と
同時にいやらしく濡れる二人の指に…
恥ずかしさが…快感へと変わっていってしまう。
〇)は…ぁっ…//
直)いい子だね…
〇)…ん…っ、…ぁっ…//
直)そう、素直に感じていいんだよ?
〇)はぁ…、…ん…ぅ…