頑張らないダイエット
第1章 ダイエットに失敗する人
何故、ダイエットに失敗するのでしょうか?
運動がつらいから?
食事制限がつらいから?
続かないから?
正解は、「太っていないから」です。
では、何故ダイエットに成功するのでしょうか?
運動をがんばったから?
食事制限もがんばったから?
何よりも続けたから?
正解は、「太っていたから」です。
私の経験では、「ちょっと太め」の人よりも、「普通か、どちらかといえば痩せている」人のほうが、ダイエットに成功しています。
太って見える人のほうが、痩せて見える人より、ダイエットに失敗しているですが、それでも、ダイエットに失敗するのは、
「太っていないから」
なのです。
私は、23歳からの十年間、体重43キロをキープしました(ちなみに身長は157センチ)。
もちろん、いつもいつも、43キロだったわけではありません。
よくいわれる、「身長-100」のモデル体重よりも4キロも絞った体重なわけですから、キープするのでも大変です。
それでも、ダイエットに成功してきました。
痩せている必要があったのです。
私は人前に立つ仕事をしていて、やせていることが絶対条件でした。
太ると仕事がなくなる。
それは、標準体重と照らし合わせて「太っている」、「痩せている」という基準ではありません。
体重43キロを維持していなければ、仕事がなくなる。
だから、43キロをオーバーすれば、「太っていたから」ダイエットに成功したのです。
あなたが、ダイエットに失敗する人であれば、それは、
「太っていないから」です。
太っていないのに、痩せることはできません。
反対に、
「ダイエットがしたい」のであれば、標準体重に関わらす、他人に、
「痩せている」といわれていようが、それは、
「太っている」のです。
ダイエットに成功する人と、失敗する人には大きな考え方の違いがあります。
それは、なにでしょうか?
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