敦子 第一話 ~大っきらいな敦子へ~
敦子 第一話 ~大っきらいな敦子へ~
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発行者:十光土佐
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ジャンル:その他
シリーズ:敦子シリーズ

公開開始日:2011/01/09
最終更新日:---

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敦子 第一話 ~大っきらいな敦子へ~ 第1章 気が進まないこと
 そんなわけねーだろ、と言おうとした。敦子と目が合った。敦子の目は、すごく真剣だった。僕をからかってるんじゃない。本気で言ってるんだ。
「男の子ってみんな、女の裸が見たいんでしょ」
 敦子がTシャツの裾をたくし上げた。白いブラジャーがちらっと見えた。僕はどうしたらいいか分からなくて、とっさにうつむいて、敦子を見ないようにした。見てはいけないような気がした。
 前にクラスでスカートめくりがはやったことがある。僕はほとんどやらなかったけど、ある日、いつもの仕返しのつもりで敦子のスカートをめくってやった。
「何すんのよ!」
 敦子は怒鳴って、僕のほっぺたを思いっ切りひっぱたいた。すごい音がして、クラスが一瞬静まり返った。そして、その一発でもう誰もスカートめくりをやらなくなった。
 見ちゃいけない。見たら、またひっぱたかれる。
 もちろん、女の子の裸は見たい。見たいけど、なんでよりによって敦子なんだ?
 そのとき僕は、突然気づいた。
 敦子だって女の子なんだ、という当たり前すぎるほど当たり前のことに。
 なんで敦子が僕にこんなことするんだ。女って、わけ分からない。何考えてんだ。うつむいたまま、ぎゅっと目をつぶった。
「見てもいいんだよ」
 いきなり、すぐ近くで敦子の声がした。思わず顔を上げた。いつの間にか目の前に、本当にすぐ目の前に、下着だけになった敦子が立っていた。
「わ……!」
 びっくりした僕は後ずさりした。いや、後ずさりしようとした。でも、すぐ後ろにベッドがあることを忘れていた。僕は、ベッドにドスンと腰を下ろしてしまった。
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