『素敵に話そう！ヴォイストレーニング』


ナビゲーターの


泉あゆみです。




本日のレッスンです。


『知っていますか？声が届く、届かないを分ける音の高低の関係』



少人数の前での発言は、

全体に対してうまく声が届いたけれども、


大人数の前では全体に声が届かなくなった。


声が遠くに届かないのはなぜ？



このように感じたことはありませんか？



声が届く、届かないの原因には、


意外にも音の高低が関係しているのです。



高い音は遠く、広範囲に届きます。



低い音は身近な距離に届きます。


近くにいる方にしか有効でないという事ですね。



私達の身近なものでお話しをすると、


救急車は高い音でサイレンを鳴らしていますね。



高い音は、遠く広範囲に広がるので、



遠くの方にも救急車の存在を知らせる事ができるのです。




少人数の前でお話しをした時と、


大人数の前でお話しをした時の事を比較してみてください。



声の高さを変えてみたりはしましたか？



大人数の前で発言をする時は、


ぜひ高めな声でお話しをしてみてください。



ちょっと意識するだけで、伝わり方が変わってくるかもしれません。



これはミニ知識ですが、


私達が着ている服は主に布製ですが、


布は吸音の効果があるのです。



大人数の前での発言では、

みなさんが着ている服に吸音されて



全体に声が届きにくくなる原因としても考えられます。



でもさすがに、


『声を吸音するからビニール製の服をみなさん着てきてよ(>_<)』


と言うわけにはいきませんね(笑)