飼い主募集します!
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発行者:鉢嶺来
価格:章別決済
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ジャンル:お笑い・ギャグ

公開開始日:2010/12/17
最終更新日:---

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飼い主募集します! 第12章 夏祭り
翌日、泪乃の朝飯を持って姉貴の部屋に行くと姉貴はもう疲れが取れたらしく
「よう、元気ないなバカ」
と言って爽やかな皮肉と共に飛び切りの笑顔をプレゼントしてくれた。

「もう元気になってる姉貴と泪乃が羨ましいよ」
俺はそう言いながら泪乃の前に皿を置くと「待て」の合図をする。
すっかり手馴れたもので泪乃は大人しく「良し」の合図が出るまで待っている。

「ところで…昨日の夜言ってたことだが…」
姉貴がそう言葉を紡いだ。

「おう、夏祭り、行くのか?」
「うむ、久しぶりに浴衣を着て見るのも悪く有るまい、
ド変態と幼女には私から伝えておくからバカは章太郎に連絡をしておけ」
と言った。

姉貴の浴衣、ね。
金髪のくせに妙に浴衣が似合ったりするからこの世は不思議だ。

「了解了解」と俺は頷くと章太郎に連絡して置いた。
泪乃が見つかったらどうするかなんて問題も今や然して
大した問題でも無くて一週間後、夏祭り当日がやってきた。

「おい、姉貴、まだか?」
俺は姉貴のドアの前で腕組みしながらドアに背を当てて言った。

「ちょっと待て…泪乃、ほらこっち向け、よし、いいぞ」
そう言うと姉貴の声が終わりドアが開いた。
俺は突然開いたドアに盛大に背中からズッコけて頭を打った。

「~~~~~~っ!!?」
痛みに顔を顰めながら目を開けると浴衣姿で腕を組む姉貴と
同じく浴衣姿で不思議そうに袖を持って見回す泪乃の姿があった。
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