飼い主募集します!
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発行者:鉢嶺来
価格:章別決済
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ジャンル:お笑い・ギャグ

公開開始日:2010/12/17
最終更新日:---

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飼い主募集します! 第3章 泪乃の食事
「今夜からの泪乃の餌のレシピに決まっているだろ」

それを何故俺に渡したままにする?

「お前が作るからだ」

あー、成る程、そりゃわかりやすい。
ってちょっと待て。
俺が作るのか?
泪乃のご飯を?

「何か問題があるか?」

姉貴は俺が料理をしているところを一度でも見たことがあったか?

「あるぞ、あれはそう、小学校の家庭科の調理実習の時だった。
とあるバカが目玉焼きを作ろうと豪快に卵をテーブルに叩きつけてそのまま粉々に粉砕したな」

そのとあるバカって誰だか覚えているか?

「もちろん覚えているぞ、とあるバカ」

姉貴は自信たっぷりに俺の肩を叩く。
なら何故そんな俺にレシピを渡す!?

「私は忙しいんだ、飼い主ならペットの餌くらい面倒見ろ」

そもそも泪乃を最初に拾ったのは姉貴じゃなかったのか………

「大体だ、お前はいい加減バカから位を上げたくはないのか?
これはいいチャンスだ、そのレシピを忠実に作って私の中の株は急上昇。
花丸を上げてもいいだろう、バカと呼ぶのを止めてやってもいいくらいだぞ」

その話はどこまで本当なんだ。

「私は何時だって本当の事しか言わないぞ」
「…わかったよ、やるだけやればいいんだろ」

諦めたかのように俺が呟くと。

「いい返事だな、弟よ、流石は私の弟だけの事はある」
と姉貴は少々芝居染みた口調で言った。
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