飼い主募集します!
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発行者:鉢嶺来
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ジャンル:お笑い・ギャグ

公開開始日:2010/12/17
最終更新日:---

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飼い主募集します! 第3章 泪乃の食事

とりあえず想像力が低い俺にはデブった泪乃の姿なんぞ絵にすることも出来ず
「そんなもんかね」と呟いた。

「はっ、流石世界一出来の悪い弟だ。いいか?
こいつは愛玩犬の要素を持つから拾ったのだ。
ただ餌を貪り、惰眠を繰り返し、ピザのように太ったら即刻私は捨てるからな」

「それはちょっと酷くねぇか?動物愛護の精神に反するだろ」

姉貴は何故か誇らしげに「動物愛護の前に私の精神に反するのだ」と言ってのけた。

はぁ、さいですか。

「やはり野菜中心で尚且つ少量、肉を与えるのがベストだろう。
炭水化物は駄目だな、カロリーが高すぎる」

そう言うと姉貴は片手で器用に鞄を開けると中から
紙とペンを取り出して口にペンのキャップを加え
キュポッという音とともにペンのキャップを外す。

「おいバカ、この紙を持て」
俺は姉貴から紙を受け取ると姉貴はその紙にすらすらと綺麗な文字を書いていった。

「よし、完成だ」
「なんだこれ?」
「見て分からないのか?何たる無知だ。料理のレシピに決まっているだろう」

そんなものは見ればわかる。
それでこのレシピがどうだと言うんだ?

「はぁ…今、お前の姉さんは自らの弟の余りのバカさ加減に思わず泣き出しそうになったぞ」

姉貴は片手で顔を押さえながら本当に哀れみの念を込めて俺を見た。
いいから続きを言え。
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