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発行者:鉢嶺来
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ジャンル:お笑い・ギャグ

公開開始日:2010/12/17
最終更新日:---

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飼い主募集します! 第2章 文学腐女子「冠凪ひとみ」

「ペット?」
「こいつは人間じゃない、話すと長くなるがな」
と、今朝から今までの経緯を事細かにひとみに話す姉貴。

「ほぇ~…そんな摩訶不思議な生物がいるんですねぇ、どれどれ」

そう言ってひとみはピコピコ立っている泪乃の耳を触る。

「あぁ…凄い…感じちゃう」
「一々、変態チックな台詞を入れるな、ド変態」
「尻尾も本物なんですか?」
「ああ、尻と同化してやがるんだ」

そこでひとみは驚愕の表情で俺の方を見た。

「先輩!泪乃ちゃんのお尻を見たんですか!?生で!!?」
「あ、あぁ…」

思い出してちょっと赤面する俺。

「泪乃ちゃんばっかりずるい!あたしのお尻も…」

スパコーン!本日三発目のスリッパがひとみの脳天に入る。
流石にハイペースだな、今日は。

「でも夜とかはどうするんですか?夜中に脱走するかもですよ?」

頭を両手で押さえながらひとみが姉貴に聞いた。

「ふむ…そうだな、夜は校舎内は鍵がかかるから逆に安全だと思うのだが」

姉貴が腕を組んでそう言うとひとみは全力で首を横に振って

「いやいや、警備員のおじさんとかに見つかったらヤバイですって!襲われちゃいますよ!!」
と言った。
いや、警備員の仕事はその行為をする奴を捕まえることだろ…

「ふむ、確かに、夜中に一人でむさ苦しい親父が
こんな可憐な雌犬を見たら突然欲情するかもしれん…」

お前ら、一度警備員に謝れ、全力で。

「あたしなら確実に襲います」

お前の意見は聞いてない。
はいはーいとひとみが手を上げる。

「どうでしょう?夜はあたしの家で預かるっていうのは!?」
「今さっき確実に襲うと言った口から出た言葉か、それは?」
「あ、やだなー、実際には襲いませんって…多分」

多分って何だ、多分って。
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