私は部屋の中で、服を一枚一枚脱いでいきました。
ボタンを外す手が震え、スカート降ろし、下着を
ゆっくりと脱いでいく手も震えていました。
まだ部屋の中にいるのに、
これから自分がすることを想像するだけで
羞恥心に飲み込まれていったのです。
そして、日中の部屋の中で素っ裸になると
時計を見ました。
早くしないと、もうすぐ30分が過ぎてしまいます。
私は窓を開けると、後先考えずそのまま
ベランダに出ました。
誰かに見られているんだ。
そう思いながらもベランダの手すり近くまで行くと
片手を手すりに置き、もう一方の手で
ゆっくりと胸を揉みだしました。
これでいいんでしょ。
私は目を見開き、向かい側に聳え立つ
マンションを見ていました。
向かい側のマンションのこの部屋と同じ
8階以上に住人が目を凝らせば
私の恥ずかしい姿は丸見えのはずでした。
もう30分は過ぎているはずでした。
ちゃんと言われた通り、ベランダに素っ裸で
出て、オ○ニーをしてるわよ。
だからお願い、あの写真をばらまかないで。
私は祈るような気持ちで、自分の手で
自分の体を慰め、官能の波に
自身の体を預けていったのです。