ベランダで絶頂に達してしまった私は
マンションの下から聞こえてくる
子供たちの声に気づき
ゆっくりと目を開けると目の前に
聳え立つマンションが広がり
急激に恥ずかしさがこみ上げてきました。
片手は手すりについたままで
裸の上半身は向かい側のマンションからは
おそらく丸見えのはずでした。
今すぐにでも部屋に戻りたいと思う反面
あのメールを送って来た相手が
ちゃんと見てくれていたかも気になりました。
ちゃんと言われた通り、素っ裸で
オ○ニーしたわよ。
だからお願い、絶対にあの写真はばらまかないで。
私は全裸のまま、ゆっくりと向かい側の
マンションを見渡していたのです。
すると、開け放たれた窓の向こう
部屋の中のテーブルに置かれた私の携帯が
鳴る音が聞こえました。
もしかしたら、さっきの相手からの
メールかも知れない。
そうして私は、メールを確かめるために
裸のまま部屋の中に戻ったのです。