Love Addict
Love Addict
完結
お礼5
発行者:新菜
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ジャンル:恋愛
シリーズ:LOVEシリーズ

公開開始日:2016/01/30
最終更新日:---

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Love Addict 第15章 ー壊れた心ー
心が張り裂けたように

痛みは消えなくて

〇〇の乱れた姿と
いやらしい啼き声が

頭から離れない。


脳が思考を拒絶してるけど
それでも焼き付いて離れない
記憶の欠片を

パズルのように合わせてゆく…


俺がいつも
公園で見つける〇〇は
どうして泣いていたんだろう。

片岡を思って
泣いていたんだろうか……

あの二人は
いつからあんな関係なんだろう。

あんなオモチャが常備してあるということは
片岡は定期的にあの部屋へ来て
〇〇を抱いているんだ。


そうだ。
あのソファー。

あのソファーも片岡が買ったと言っていた。

あの部屋で…
〇〇を抱くために…
あいつが買ったのか?

何も知らずに俺は…
同じ場所で〇〇を抱いてたんだ。


隆二はあいつが新婚だって言ってた。
新婚なのに
保険医とも〇〇とも
関係を持ってるんだろうか…

吐き気と殺意が湧いてくる。


〇〇は…
片岡と保険医の関係を知っているんだろうか。

不倫をしているくらいだから
他の女は気にならないんだろうか。

「不倫」……

〇〇は…
不倫だとわかっているんだろうか。

わかっていて…
あんなにもあいつを求めているんだろうか。

あんなに何度も
叫ぶように…

好きだと繰り返していた。

なんで

どうして

あんな男が好きなんだ……



そういえば俺と廊下で会った時
あの二人は普通に会話していた。


「片岡先生。」
「ああ、〇〇先生。」
「放課後、資料の整理を
 登坂君にお願いしていたんです。
 もういいですか?」
「…っ」
「反省してるみたいですし。」
「〇〇先生が…そう言うなら。」


今思えば白々しい。


あんなに乱れて抱き合って
互いの名前を呼んでいた二人が

何食わぬ顔で
「先生」と呼び合ってたんだ。


普段はお互いの関係を隠して
同僚のフリをして…

人目を盗んであんな風に身体を重ねているんだろうか。


「片岡先生は…すごい方なのよ?」
「あの若さで教頭になったのは片岡先生の努力よ。」
「片岡先生は…本当にすごい人なの…」

何度もそう言ってたっけ。


あいつのこと…尊敬してるんだろうか。
あんな奴のことを…


「明日、またうちにおいで?」
「またいないらしいから。」

片岡はそう言っていた。

「行きます♡」
「嬉しい♡」

〇〇は嬉しそうに返事をしていた。


うちって…
あいつは奥さんがいない時に
〇〇を家に呼んでるんだろうか…

学校だけじゃなく…
自分の家でまで…?


〇〇は…見たこともないくらい
可愛い顔で笑ってた…

あいつの前では
クールビューティーなんて言葉
全く似合わないくらい

感情をむき出しで…


俺には一度も
見せてくれたことがない顔。


どうして…

どうして……

どうしてあいつなんだよ……!!!


何度思い出しても
気が狂いそうになる。


気が狂いそうで
心が悲鳴をあげてるのに…

それでも俺は……


どうして…

どうしてまだこんなに
貴女のことが好きなんだろう。



臣)…っ



ああ…また…

勝手に涙が…

こぼれてくる……
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