Love Addict
Love Addict
完結
お礼5
発行者:新菜
価格:章別決済
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ジャンル:恋愛
シリーズ:LOVEシリーズ

公開開始日:2016/01/30
最終更新日:---

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Love Addict 第3章 ー互いの正体ー

それから俺は毎日のように

1Fの端にある英語準備室に通った。


そのうち廊下からじゃなく

窓から入ることの方が多くなった。



臣)先生!

〇)……またそんなところから。

臣)いいじゃん。

〇)……



〇〇は名前で呼ぶと反応してくれないけど


「先生」って呼ぶと

ちゃんと返事もしてくれるし

話もしてくれる。



〇)何しに来たの?

臣)わかってんでしょ?

〇)……

臣)俺は先生に会いに来てんの。

〇)……

臣)先生の顔が見たいんだよ。

〇)……



お互いの正体がわかってから

〇〇とはまだ一度も公園で会ってない。


でも

そのかわりここに来れば必ず会えるから

俺はそれが嬉しかった。



臣)先生さ

〇)……

臣)もう公園来ないの?

〇)……

臣)来てよ。

〇)……

臣)会いたい。

〇)……



別に深い意味はなくて

ただ学校以外でも〇〇に会いたい。


少しでも〇〇といたいだけだ。



〇)登坂くんは毎日走ってるの?

臣)うん。

〇)そう。

臣)……



毎日あの公園を通っては

貴女の姿を探してる。


だから



臣)会いに来てよ。

〇)……

臣)……

〇)……

臣)好きだよ。

〇)……

臣)先生が好きだ。

〇)……



もう何度この想いを伝えてるだろう。



〇)勉強は

臣)え?

〇)ちゃんとしてる?

臣)……

〇)毎日ここに来る暇があるなら

  勉強しなさい。

臣)……



俺の気持ちを無視するかのように

いきなり「先生」みたいなことを言う〇〇に


思わずもどかしくなる



臣)〇〇!!

〇)……



腕を掴むと

また振りほどかれた。



臣)好きだ。

〇)……

臣)俺は〇〇が好きだから。

〇)……



〇〇は何も言わずに部屋を出て行った。


名前を呼んだせいなのか

俺が気持ちをしつこくぶつけたからなのか

わからない。



ーこんなに好きなのにー



どうしたら貴女は

振り向いてくれるんだろう

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