ふたりの彼。玩具の私
ふたりの彼。玩具の私
成人向完結
発行者:C.B
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ジャンル:恋愛

公開開始日:2010/12/07
最終更新日:---

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ふたりの彼。玩具の私 第1章 ふたりの彼。玩具の私

 駆け付けた時。彼の唇は微かに動いていた…。その目はしっかり見開かれてはいたが、焦点を無くしさ迷っていた…。
『しゃべっちゃダメ! すぐ助けてあげるからね! 誰か。誰か、助けて!』
 目が覚めると、どこかの病室で、おかー様の顔が見えていた。
「良かった。起きたのね。あなたが倒れたって聞いて飛んで来たの。もう大丈夫だから安心して。あなたまで、おかしなことになったら、私。私。私。子供の顔見られないじゃないのぉー」
 おかー様は号泣してしまい、私は背中をさすってあげながら、聞き直していた。
「え? 今なんて?!」
「三ヵ月よあなた! お腹に赤ちゃん! あぁあああ~ 良かったわねぇ~ ほんと。あぁあああん」
”絶望しないで! 私と同じことがきっと、きっと。あなたにも起こる…”
 手紙に書いてあったことが、赤ちゃんのことだと気づいたとき、私も大泣きしていた。
「あのセーターの出番が来ましたよ。絶対着させますからね~」
 と言って、おかー様を笑わせた。そして、私は、二個あるリングの一つだけを外しテーブルに置いた。
「一つはあなたの物。さようなら私…」
 と、呟いた。
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