ふたりの彼。玩具の私
ふたりの彼。玩具の私
成人向完結
発行者:C.B
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ジャンル:恋愛

公開開始日:2010/12/07
最終更新日:---

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ふたりの彼。玩具の私 第1章 ふたりの彼。玩具の私

 ミィナはベッドに寝かせられていて、お腹の上で手を組み眠る姿は、息をしない人形のように見えていた…。
「可愛いな…」
「俺たちのミィナ…」
「女性って寝てる時が一番セクシーだよな」
「そうだな。無防備で、あどけなくて。何しても目を覚まさない… 僕だけのお姫様。って感じかな?」
「俺もまったく同意権だが、この考え。かなりやばくないか?」
「…それがエロスの始まりかもなぁ フッ」
「俺っていつからこんな性癖になったんだ?」
「天使と悪魔が囁いてるのか? 俺に聞くな。聞かなくても分かってるくせに」
「ははは」
「ふふふふ」
 たわいもない男目線の会話がつづき、
「…ミィナって、左の親指。上にして組むんだな」
「そう? 今、気づいたよ」
 ふたりは何気に指を組み、ミィナの寝顔を見ていた…。
「俺らの趣味に着替えさせられて。うふふ」
「このまま、ずっとこのまま。時間が過ぎればいいのにな…」
「恨めしいよ…。この状況が…」
「思い残すことあるか? あるよな…」
「ミィナ…」
「おい!」
 ユタカが気づいた。
「なんだよ? 脅かすなよ」
 ユタカが指をさしていた。
「指組んでみてくれ!」
「え?」
「早く!」
 ユタカは言われるがまま指を組んだ。ユタカそれを見て、自分の組んだ指を見せた。
「見ろ!」
「!!」
 ふたりはギョッとして、互いの組んだ手を見比べた…。
「違う…」
「ぁ!」
「どーいうことだ?」
 ふたりは驚いていた。組んだ親指の上下がが同じではなく、それぞれ違う親指を上にしていたからだった。
「俺らの違いがやっと見つかったのか…?」
「だからなんだ? もう一回意識しないで組んでみて」
「あぁ」
 …結果は同じだった。
「僕らに個性が出てきた?」
「それとも、はじめから?」
「分からん…」
「だからなんなんだよ!」
「考えても無駄か…」
「ふぅ…」
 彼らは落ち着いた雰囲気のホテルの一室で、ひとしきり悩み始めてしまった…。
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