ふたりの彼。玩具の私
ふたりの彼。玩具の私
成人向完結
発行者:C.B
価格:章別決済
章別決済は特定の章でのみ課金が発生いたします。
無料の章は自由にお読みいただけます。

ジャンル:恋愛

公開開始日:2010/12/07
最終更新日:---

マイライブラリ
マイライブラリに追加すると更新情報の通知など細かな設定ができ、読みやすくなります。
章一覧へ(章別決済)
ふたりの彼。玩具の私 第1章 ふたりの彼。玩具の私
 ユタカのドッペルゲンガーが、どうして現れたのか分かるはずもなく。誰にも相談できない、眉唾のような現実が目の前で、本を読み漁っている。
3人で必死に調べても、オカルトじみた話を詳しく紹介する文献などなく、そもそもただの民間伝承。
恐怖夜話のように扱われた都市伝説に過ぎない…。
でも、たったひとつ。
分かったことがあった。
どの本にも、
ネットの検索でも一様に…、
最悪の結末が用意されていることを…。
『うそ…』
『まいったな…』
『おぃおぃ。ほんとかよ…』
 3人は頭を抱えた。


”もう一人の自分(ドッペルゲンガー)を見た者は死ぬ”


『でも、その先… どっちかが、死んだあとはどうなる?』
『二人とも死ぬのか?
 ドッペルは残るのか??
 もし、そうなったら本体とすげ替わるってことか?』
『その時が来ないと分からないよ…』
 ひそひそと小声で話す彼ら。
「その時なんて言わないで!」
 私は声を荒げ、周りの人の注目を浴びてしまい、三人は一様に顔を曇らせていた…。
『もし、ユタカが二人とも消えてしまうとしたら…
 自分も生きていけない…』
 私は真剣にそう思っていた…。


 混乱したまま子供が読むような本ばかりが山積みされている机に、
「わたしこの本読んだよー 怖かったー」
 小さな女の子が指をさしていた。
「だから、おまえはガキなんだよ。そんな本全部作り話~ 迷信だよー 怖がりめ」
 おにーちゃんらしき男の子に、
「おばちゃんたち子供?」
 軽口を叩かれる始末…。
私はおばさんって言われたことに、顔を引きつらせていたが、無理に作った笑顔で、
『私も怖い… 君たち知ってる? ここに載ってるお話の一つは本当の出来事なのよ』
 と、心で言い返していた…。


 本を読むまではもう一人の自分が、自分たち?自分?の為に頑張ってくれる。
ドッペルゲンガーも悪くないと思っていたけど、二人暮しだった生活に支障がない訳ではない…
むしろ逆。危ないケースばかりだった。
ひとりが家に残ってくれればまぁ問題は少なくなるんだけど、
誰だって息抜きくらいはしないとストレスが溜まっていく。
と言うか、ドッペルゲンガーってそもそも人間?
何も分からなかったけど、
「今度は俺の番だろう?」
「お前はおととい買い物いっただろー ちゃんとメモ見ろよ」
12
最初 前へ 9101112131415 次へ 最後
ページへ 
こちら↓でポチっと応援応援よろしくお願いします。


にほんブログ村 ランキング 小説ブログ 恋愛小説(愛欲)へ


にほんブログ村 ランキングへ→



▼作者にぷちカンパ大感激!


WebMoney C.Bに面白かったらぷちカンパ
ページの先頭へ