M妻
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ジャンル:恋愛

公開開始日:2016/01/20
最終更新日:2016/02/09 16:07

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M妻 第4章 試着室から現れた半裸の妻

妻は試着室に入ってからなかなか出てきませんでした。
もしかしたら、水着を着用して
初めてその恥ずかしさを痛感して
外に出てこられないのかも知れません。


さっきから女性店員は試着室の中にいる妻に向かって
「お客様いかがですか?」
「カーテンを開けてもよろしいですか?」
と声を掛けていました。


その度に妻の「まだです」というか細い声が返って来たのです。
女性店員は近くに夫である私がいたため
あからさまな態度はとりませんでしたが、
だんだん苛立ってきているようでした。


「お客様まだですか?」
その口調は、妻に試着室から早く出てきなさい
と注意しているような語気を帯びていました。
そしてその表情はだんだん陰湿なものへと
変わってきていたのです。


「お客様、もうカーテン開けますよ」
女性店員が試着室のカーテンに手を掛けると、
妻の「えっ、ちょっ、ちょっと待って下さい」
という慌てた声が返って来たのでした。
それでも苛立っていた女性店員は
開き直ったような大きな声で「開けまーす」と言うと、
そのまま一気に試着室のカーテンを引っ張ったのでした。


すると、試着室の中にいた妻は「あぁん」という
喘ぎ声を洩らして、慌てて両手で胸と股間を隠したのです。
その姿は全裸の妻が立っているようにしか見えませんでした。
それでも良く見ると、肩や腰の辺りに紐が見えるので、
一応水着を着用していることだけは分かりました。


そして、妻の試着室の傍にいた女性客達が、
試着室の中で半裸姿で立つ妻に気づき、ざわつき始めたのです。
「ちょっとあれ見てよ」
「やだ、良くあんな恰好できるわねぇ」
「裸じゃないの?」
「水着は着ているみたいよ。それにしても厭らしい恰好よねぇ」
皆一様に驚きと軽蔑の眼差しを試着室の中に立つ妻に向けて、
思い思いの言葉を発していました。

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