隣の部屋は可愛い彼女。
隣の部屋は可愛い彼女。
成人向
発行者:ライオン卵
価格:章別決済
章別決済は特定の章でのみ課金が発生いたします。
無料の章は自由にお読みいただけます。

ジャンル:恋愛

公開開始日:2010/11/26
最終更新日:2010/12/13 21:01

マイライブラリ
マイライブラリに追加すると更新情報の通知など細かな設定ができ、読みやすくなります。
章一覧へ(章別決済)
隣の部屋は可愛い彼女。 第1章 学園のアイドル 相原真琴!
・・・・・・・・・・・。

・・・・・・・。

・・・・・。

「・・・くん・・」


なんだろ、声が聞こえる・・。

ああ、そういえば、俺やられたんだっけ・・。

だんだんと意識がはっきりしてくる。


「赤井君っ!」


相原の声が聞こえる。

まだ、側に居てくれてるんだな。

顔を何かで、こすられる感覚がする・・。

鼻血、拭いてくれてるのか、優しいな。

・・・・・・・・。


あ~~、目が開きそうだ・・。


「赤井君っ! 大丈夫っ!?」


目を開くと、目の前に相原の顔があった。

心配そうに、覗き込む相原。


いったい、今どういう状況なんだ!?


後頭部に感じる温かい感触・・・。


俺は理解した。

今、相原に膝枕されている。

彼女は女の子座りで、その太ももの上に俺の頭。

さらには、両手で俺の頬を包んでくれている。


こ、こんなイベントがあったなんて・・・。

殴られて良かったっ!!


そんな嬉しい感情は隠しつつ、そのまま見つめ合う。

少しの時が流れ、心配する相原に悪く思い、俺は話しかけた。


「カッコ悪いな、俺。」

「そ、そんな事ないってぇ。・・あ・・あのぅ・・大丈夫なの?」

「ああ、大丈夫だ。」

「はぁ~~、良かったぁ~~~。」


安堵する相原。

しかし今の『はぁ~』で、俺の顔は真っ赤になっているかも知れない。

相原の大量の息が俺にかかり、その甘い息の匂いを感じてしまった。


心臓がドキドキしていた。


か、顔が近い・・・近いままだ。


何を言ったらいいか分からず、彼女を見つめていると、


「ほんとに良かった。起きないから、人を呼ぼうかと思っちゃった・・・。」


そう言って彼女は、力なく俺にもたれてくる。

そして、額に彼女の大きな胸が押さえつけられ、可愛い顔がさらに近づき、


「はあぁ~~~」と大きな溜息。


心臓、バックバクの俺。


彼女の息の匂いが充満する中、ブラの奥に感じる柔らかい感触。

俺の全神経は、額に注がれていた。


すると、むくりと姿勢を正す相原。


一瞬、俺のエッチな気持ちに気付かれたかと思い、ドキッとする。


しかし、彼女は俺の顔ではなく、その先を見つめていた―――――
5
最初 前へ 2345678 次へ 最後
ページへ 
TOP