隣の部屋は可愛い彼女。
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成人向
発行者:ライオン卵
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ジャンル:恋愛

公開開始日:2010/11/26
最終更新日:2010/12/13 21:01

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隣の部屋は可愛い彼女。 第1章 学園のアイドル 相原真琴!
懇願するような顔で、俺を見る相原。

対する男は、あきらかに頭に血が昇り、怒り狂った様子で、

「関係ねえ奴は、出てくんなっ!ぶっとばすぞっ!!」

と、俺を威圧してくる。


すると、「赤井君っ!」と俺に走り寄り、背中に隠れる相原。


そんな相原を見て、逆に俺は冷静だった。


そしてさらに、こいつを近くで見て思い出していた。


この男は、隣のクラスの笹塚。

サッカー部のエースで、スポーツ万能。

おまけに学業優秀で、女子にモテモテという男子の敵だ。

恐らく、振られた事なんてないんだろ。

けっ、感じ悪い。

俺は笹塚を睨みつけ、最後通告をしてやった。


「お前、振られたんだろ?だったら、男らしく諦めろよ。」

「はっ、振られただって!?僕に限ってそんな事、あるわけないだろう?」

両手を広げて、挑発してくる。


とことんムカつく奴だ。


相原は、後ろで怯えながら、俺のシャツを掴んでいる。


何とか、こいつの鼻をへし折ってやりたくなった俺は、

「ぶぅわ~~か、てめえみたいなキモイ奴と、相原が付き合うかってーの。」

と、見下した態度で言い放った。


すると、「くうう・・」と唸りながら、顔をどんどん赤くする笹塚。


そして瞬間、俺に襲いかかってきた。


「殺すぞっ!!お前っ!!」

「キャッ!!」

頭を抱える相原。


後ろには、その相原がいる為、俺は動かない。

肩を掴まれ、今にも殴られそうだ。


「くっ!」やられる前にやるか?


そう考えている刹那――――――


ゲシィィィィッッッ!!!


素早いパンチが顔面を襲った。


痛みは一瞬だった。

しかし、鼻の感覚がなく、ポタポタと鼻血が垂れてくる。

「うう・・・」

俺はよろけた。


「や、やだ・・・怖い・・怖いよう・・・・あ、赤井君・・・」

屈んだ体勢で、俺を見上げる相原。


「ははは、ザマーみろ。俺はボクシングの経験もあるんだよっ。」

そう言って笹塚は再度俺の肩を掴み、フックを放った。


それをモロにこめかみに喰らった俺は、意識が遠のき、その場にひざまずく。

「あ~あ、弱いものいじめして白けちまった・・・、じゃあな、バ~カ。」



最後にその言葉だけ聞いて、俺は意識を失い、倒れた―――――
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