タイはトロリと甘いマンゴーの味第2話:バツイチ黒豹は飢えていた(無修正版)
タイはトロリと甘いマンゴーの味第2話:バツイチ黒豹は飢えていた(無修正版)
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発行者:カドー
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ジャンル:恋愛
シリーズ:タイはトロリと甘いマンゴーの味

公開開始日:2015/12/31
最終更新日:---

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タイはトロリと甘いマンゴーの味第2話:バツイチ黒豹は飢えていた(無修正版) 第12章 黒豹の部屋で鍋を囲む
オンの部屋で一人待つうち、オンとメイのしゃべり声が聞こえたかと思うと、カチャリとドアが開き、買い物袋をぶら下げた二人が賑やかに帰ってきた。

ひっきりなしにおしゃべりをしながら、どこからか大きな電気鍋を取り出してきて、居間の真ん中に置く。

台所で何かやっていたかと思うと、切った野菜や肉や魚を持ってきて、湯気の立ってきた鍋にどんどん放り込む。

どうやら鍋料理のようだが、沸騰する前に具を入れて、自然に煮えるのを待つところはタイ式のようだ。

味は、ビンに入ったトロリとした甘辛いタレをめいめいの皿に入れて、鍋の具をつけて食べる。

いわばタイ風のしゃぶしゃぶ料理だ。

オンとメイはタレに生唐辛子の輪切りを入れて、さらに辛くして食べている。

「あなたもどう」

と小皿に入った輪切りを勧められたが、タレ自体がすでにピリピリ辛かったので、断った。

ご飯だけは電気釜で炊いてあったようで、タイ米の冷飯を一緒に食べる。

熱い鍋料理に冷たいビールがうまい。

3人で飲むので、あっという間にビールの空き瓶が並んだ。


メイはおしゃべり好きで、目をくるくるさせながらしゃべリ出すと、なかなか止まらない。

オンはどちらかと言うと物静かなタイプなので、メイのような正反対のタイプと馬が合うのだろうか。

メイはアルコールが入って気分をよくしたのか、ますますおしゃべりにエンジンがかかってきたようだ。

「この部屋ねえ~、いつもはグチャグチャなのよ~」

「でもあなたの電話があったから~、オンがさっき、大あわてで片づけたのよ~」

道理で、いやに部屋がガランとしていると思ったが、そういうことだったのか、ククク。

黒ヒョウ無言で、否定も肯定もせず・・・

だが内心では、

(こいつ、あとで首シメてやろう)

と思っているに違いない。


3人で鍋と囲んで、よく食べ、よく飲み、よくしゃべり(メイだけだが)、鍋が空になったときは、腹が満杯になっていた。

さーて、これで手順の1段階をクリヤしたぞ。

次はメイに帰ってもらう段階だが、相変わらずしゃべっていて、帰る気配はない。

下手に話し相手をすると、ますます止まらなくなるだろうから、聞いて聞かぬフリを決め込むことにした。

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