タイはトロリと甘いマンゴーの味第2話:バツイチ黒豹は飢えていた(無修正版)
タイはトロリと甘いマンゴーの味第2話:バツイチ黒豹は飢えていた(無修正版)
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発行者:カドー
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ジャンル:恋愛
シリーズ:タイはトロリと甘いマンゴーの味

公開開始日:2015/12/31
最終更新日:---

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タイはトロリと甘いマンゴーの味第2話:バツイチ黒豹は飢えていた(無修正版) 第9章 黒豹の部屋にいたのは
黒豹オンの部屋で一人待っていた子は、オンと同郷で、名前はメイ。やっぱりどこかのバーで働いていると言う。

ホットパンツから伸びる褐色の足は、タイ人女性特有のスラリとした長い足だ。

その長い足を持て余すかのように床の上に横座りしているので、いやでも目に入る。

だが顔は、目のくるくる回るひょうきんな顔で、私の好みではない。


夕食の材料は、近くの市場にこれから2人で買いに行くという。

冷蔵庫がないので、食料の買い置きはまったくしないらしい。

「冷蔵庫は欲しいけど、ノーマネーだから」

「あなた、あたしに冷蔵庫買ってよ」

いきなり、冗談めかしておねだりをしてくる。やっぱり黒ヒョウだ、油断できない。

ここで

「ああ、いいよ」

とでも安請け合いしようものなら、要求は冷蔵庫だけではすまなくなる。

次はエアコンないからエアコン、買い物に必要だからバイク、挙句の果てには、田舎の親が病気だから治療費、兄弟が交通事故で入院費と、止めどがなくなるのだ。

そうやってタイ女に身ぐるみ剥がされた日本人男を何人も知っている。だが私はそんな甘ちゃんではない。

「安いなら買ってもいいけど」

言質を取られないよう、なんとかその場を切り抜ける。


冷蔵庫がないのはいいが、客が来るとわかっているのだから、今日だけでも買って用意しておけばよさそうなものだ。

客の顔を見てから買いに行くところは、やはりタイなのだろう。

それとも私の本気度がまだ未知数だったから、来ない方にも賭けてあったのか。

沢山買い込んでいて、もし私が口先だけで来なかったら、冷蔵庫はないので、タイの気温ではすぐ腐ってしまう。

そこまで考えていた可能性も、なきにしもあらずだ。


だがまてよ、さっきは食材を「2人で買いに行く」と言ってたな。

ということは、私は黒ヒョウの部屋で一人で留守番するのか?
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