タイはトロリと甘いマンゴーの味第1話:はじめての女は短髪ノイ(無修正版)
第3章 マイクロスカートの中はどうなっているのか
頼みもしないのにはじまった性感マッサージは、今や白い指が対象にしっかりと絡みつき、力を入れたりゆるめたり、緩急自在に攻撃してくる。
これ以上続くと、理性が吹き飛ばされるおそれがある。
その前に先端で潤滑油の生産がはじまり、少しづつ漏れ出してくるかもしれない。ズボンもパンツも夏用の薄物なので、外に染みだしてくるおそれがある。そんなところを見られるわけにはいかない。
攻撃の手指をゆるめてもらうため、苦しまぎれに話題をふることにした。
そこの店は、ダンサーのステージ衣装は上下にわかれている。
上の方は白いショールのような厚手の胸当てしっかり包んであるが、下の方は、申しわけ程度の小さなチェック柄のスカートだけだ。
足だけは白のロングブーツでしっかりガードしている。
マイクロスカートは動くたびにヒラヒラして、中が暴露されそうになる。
中がどうなっているのか、非常に気になるところだが、見えると思ったら、ギリギリのところで見えなくなる。
そのハラハラ感が、うまい具合に男心をくすぐってくる。どうやらそれを売り物にしている店のようだ。
だがあんなに短い布きれで、まさか下に何もないのでは、あまりにも無防備だ。ありえないだろう。
そう思って、決定的瞬間にいつも目をこらして見るのだが、中にパンティをはいているようには見えない。
もしかしたら肌色のパンティで、そのため、何もないようにカモフラージュされているのではないか。それならありうる。いや、そう信じたい。
だがそれを確認するには、遠くから見るだけでは不可能だ。
というわけで、手を伸ばせは届くところに来たチャンスに、マイクロスカートの持ち主に直接聞いてみることにした。
「この下はどうなってるの?」
すると、いくぶん恥じらいながら、
「何もないの」
「ええっ?アンビリバボー!」(ありえねえ!)
すると、嘘だと思われたのか、ノイは少し真顔になり、そして―
信じられない行動に出た。
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