ダンススクール
ダンススクール
完結
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発行者:新菜
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ジャンル:恋愛

公開開始日:2015/12/06
最終更新日:---

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ダンススクール 第7章 先生の事情
俺がインストラクターを始めて
そろそろ8年が経つ。

ありがたいことに
生徒もたくさんいて…
男子が増えてくれるともっと嬉しいんだけど
クラスは女子ばっかり。

たまに告白されたり
デートに誘われたりするけど
俺は全部断ってた。

俺にはずっと気になってる子がいて…


積極的に喋るような元気な子じゃないんだけど
ダンスをすると表情が変わる。

たまに難しい課題を出しても
いつも一生懸命頑張ってて

そんな姿がすごく可愛かった。

もっと話したくて
笑顔が見たくて
気付けばちょっかい出してる俺。

小学生かよって
自分でツッコミたくなるけど
でも…うん、きっと好きなんだ。


どうやったらもっと仲良くなれるかなって
そう思ってたら

バカな俺は
懇親会で…その思いを爆発させてしまった。

◇が…俺を庇ってくれたのが嬉しくて…
俺のこと…
そんな風に思ってくれてるんだって

そう思ったら…

酒の勢いもあったけど…

可愛くて…好きで…好きで…
気持ちが止まらなくなって…

店の中であんなこと…///

反省はもちろんしてるんだけど
思い出すだけで
すぐに勃つ俺は、ほんとにアホ。


可愛い◇の姿が
頭から離れなくて

懇親会の日に撮ってもらった
二人の写真を
毎日のようにながめてる。

あんなことしといて
最低だと思われるかもしんないけど

俺の気持ちを伝えたい。


そう思ってたら…
あいつが突然泣き出して…

気持ちも何もそっちのけで
俺はまた自分を止められなくなった。

相談室で…
そのままあいつを…


ああ…///

まただ。
何回勃つんだよ、アホ///


身体が先に動いて
いつもあいつを求めて夢中になってしまうけど
ちゃんと言いたい。

好きだって。
付き合ってほしいって。


そう伝えようとしていたのに…
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