学校祭
学校祭
完結
お礼5 コメント1
発行者:新菜
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ジャンル:恋愛

公開開始日:2015/11/29
最終更新日:---

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学校祭 第4章 抱きしめたくなる気持ち
日曜日は結局一人で買い物に行って
月曜日はそれを全部学校に持っていった。


女)わぁ!!登坂君ありがとー!!
女)こんなにすごーい!
  大変だったでしょー!!
女)買い出しお疲れさまー♡
  ありがとう!!
臣)あ、俺一人じゃなくて…


チラッと見ると
◇と目が合った。

と思ったら思い切りプイッと
そっぽ向かれた。

可愛くねぇ〜〜〜!!
なんなんだよ!!



それから作業を始めると
隆二が手元を叩いてきた。


臣)なんだよ。
隆)後ろ。
臣)は?


振り向くと
◇が俺の真後ろに立ってた。


臣)なんだよ。
◇)……


俺も立ち上がる。


臣)なに。
◇)……買い物…ありがと!
臣)おう。
◇)…それだけ!!
臣)あっそ。
◇)……
臣)なん…だよ…
◇)…土曜日……
臣)……
◇)ごめん…ね?
臣)は??


ごめんって…
最後のアレか??


◇)せっかく…
  送ってくれるって…
  言ってくれたのに…


気にしてたんだろうか…


臣)別に。
◇)……


本当はショックだったけど…


臣)よく考えれば
  お前みたいな女が
  危ない目に遭うわけねーし。
◇)は!??
臣)痴漢が逃げてくっつーの。
  こんな凶暴女。
◇)何それ!!!
臣)ほんとのこと
  言っただけですけど。
◇)ムッカつく……
  ばーか!!!!


そう言っていなくなった。


男)おーい、臣ーーー
  これどこにあんの?
臣)ああ、それは…
  あっちの黒い袋ん中!!
男)さんきゅーー!!
女)登坂くーん!
  これの余りってどこだっけ?
臣)あれ?なかった?
女)うん。
臣)じゃあ探して持ってくわ。
女)ありがとう!!

臣)わり、ちょっと行ってくる。
隆)おう!


俺が準備室でペンキの余りを探してると
◇が入ってきた。


◇)あっ!!
臣)……
◇)……
臣)お疲れ。
◇)……
臣)シカトかよ!
◇)別に…
臣)何取りに来たの。
◇)赤い布。
臣)ああ。


棚の上だから
取ってやろうとすると


◇)自分で取るからいい!!
臣)……っ


相変わらず可愛くねぇ…

脚立に乗って取ろうとしてるけど
なんかフラついてるし…


臣)ああ、もう、俺取るって。
◇)いいってば!!
  …あっ!!!
臣)あっぶね!!


ガシャーン!!!


脚立が倒れて
俺はとっさに◇を抱きとめた。


臣)大丈夫か!??
◇)あ……っ
臣)怪我した!??
  おい!!!
◇)大……丈夫……
臣)ほんとに!?
  大丈夫か?!
◇)うん……
臣)良かった……


マジで焦った……


臣)はぁ……


気づいたら俺は
◇を抱きしめてた。


あれ…何してんだ俺。


◇が無事で良かったって…
そう思ったら…


自分でもわけがわからなくて
そっと身体を離すと
◇が真っ赤な顔をして
俺を見上げた。


◇)なんで…
  優しく…するの?//
臣)え…?


優しくって……


◇)なんで…
  ぎゅってしてるの…?//
臣)……


わからない…


臣)お前が…心配だったから…?


だから…
抱きしめたのか?


臣)わかんねぇ…
  なんか…咄嗟に…
◇)……
臣)……
◇)彼女いるくせに…
  こういうこと…しないで…
臣)……は!?


彼女…?!


◇)離して…よ…
臣)……


いつもと違うテンションでそう言われて
俺が離すと
◇はそのまま何も言わず
赤い顔をして部屋を出て行った。


臣)……


なんで…あんな顔…


てゆーか彼女って…
俺が冗談で言ったの
あいつ信じてんのかな…


たった今…抱きしめてた
あいつの感覚が…消えない。

なんだろう…

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