開発局3 〜上手なエッチとは〜
開発局3 〜上手なエッチとは〜

いいね4
発行者:新菜
価格:章別決済
章別決済は特定の章でのみ課金が発生いたします。
無料の章は自由にお読みいただけます。

ジャンル:恋愛
シリーズ:開発局

公開開始日:2015/11/11
最終更新日:2016/10/31 21:02

マイライブラリ
マイライブラリに追加すると更新情報の通知など細かな設定ができ、読みやすくなります。
章一覧へ(章別決済)
開発局3 〜上手なエッチとは〜 第5章 直人さんの嘘
___コンコン。


岩)どうぞーー


ドアの向こうからは
岩ちゃんの声だけ聞こえた。


中に入ると…


岩)あ、◇ちゃん!
  どうしたのー?今日は一人?
◇)……//


いつもの笑顔を向けてくれる。


私は…ドアを閉めた。


◇)鍵…かけてもいいですか…?
岩)…っ


意味、伝わったかな…


岩ちゃんが立ち上がって
少しずつ近づいてくる。


◇)…っ


私の目の前まで来て…


スッ……


耳元まで降りてきた
綺麗な横顔。


__ガチャン。


岩)今日は…どうしたの?
◇)////


私の背中にあるドアの鍵をかけて
岩ちゃんが耳元で囁いた。


ドキン。

ドキン。


胸が高鳴る。


目の前にある岩ちゃんの白衣の
胸元をキュッと掴むと


おでこに…

チュッ


キスされた。


◇)////


ドキドキ…ドキドキ…


岩)今日はどんな用事なの?


クスッと笑う岩ちゃん。


◇)教えて…ほしくて…


ぽすっ…と、岩ちゃんの胸に
顔を埋めた。


岩)エッチの上達法なら
  先週彼氏に教えたはずだけど…?
◇)……


そうじゃ…なくて…


岩)彼、まだダメなの…?
◇)…っ


ふるふると首を横に振った。


岩)あ、じゃあ上手くなったんだ♡
  よかったじゃーーん♡
◇)……//


彼氏は確かにあれから
またエッチがうんと上手くなった。

でも…


◇)岩ちゃんの方が…気持ちぃ…//


俯いたままそう言うと…


岩)悪い子だね…w


またクスッと笑って
私の頭を撫でてくれた。


◇)彼氏は…上手になってきたし…
  彼氏のこと、ちゃんと好きなんです。
岩)……うん。
◇)でも……


どうしてだろう…

ココでの快感が…
忘れられないの。


直)恋愛感情と
  快感を求める欲情は
  別モノだからね〜〜w

◇)きゃっ//
  な、直人さん!
  いたんですか?!


奥のベッドから
カーテンを開けて出てきた直人さん。


直)いちゃ悪い〜?w
  お昼寝してたんですけどぉ〜
岩)直人さん、もう夕方w
直)だって眠いんだも〜ん。


ふぁぁっとあくびをすると
直人さんも私のところまで歩いてきた。

白衣の二人が並んで
私を見下ろす。


ドキドキ…
18
最初 前へ 15161718192021 次へ 最後
ページへ 
TOP