『ノンフィクション・中年男の美少女会遇記』  Vol.1 初体験19歳女子大生との邂逅
『ノンフィクション・中年男の美少女会遇記』 Vol.1 初体験19歳女子大生との邂逅
完結アフィリエイトOK
発行者:草薙 良
価格:章別決済
章別決済は特定の章でのみ課金が発生いたします。
無料の章は自由にお読みいただけます。

ジャンル:恋愛
シリーズ:『ノンフィクション・中年男の美少女会遇記』

公開開始日:2015/10/05
最終更新日:---

アフィリエイトする
マイライブラリ
マイライブラリに追加すると更新情報の通知など細かな設定ができ、読みやすくなります。
章一覧へ(章別決済)
『ノンフィクション・中年男の美少女会遇記』 Vol.1 初体験19歳女子大生との邂逅 第4章 19歳少女との邂逅


それを確信した私は、胸の鼓動を抑えながら無理に作った笑顔で応えました。

彼女のほうも私がスマイルで応えたことで私を確信したのか、それまで遠慮がちだった笑顔を満面の笑みに変え、小走りで私に近寄ってきました。

至近で見た彼女は決して美人ではありませんでしたが、どう見ても大学生には見えず、高校生のような幼さを残した清潔感のある少女でした。

体形は事前に聞いていた通り、身長155cmくらい、体重はおそらく45k程度の細身で、小柄ながら形の良い脚がミニからのぞいていましたが、胸はどうみても豊満という形容詞は程遠く、どちらかといえば貧乳の部類に入るサイズのようでした。

(へーえ、なんでこんな純朴な女の子が怪しげで危険性を孕んだ出会いサイトのようなメディアを介して見ず知らずの中年男と会う気になったのか?)

男の私には理解の圏外でしたが、とにかくせっかくの願ってもない千載一遇のチャンスを逃す手はありません。


「こんにちわ、メールクラブの?」


サイトのハンドルネームを告げるのは何か抵抗があり、サイト名だけを告げました。
相手にもそれで充分通ずると思ってのことです。


「はい、よろしくお願いします。私でいいですか?」
「もちろん、俺のほうこそ俺でいいの?」
「…はぃ」


彼女は恥ずかしそうに小さく首を縦に振り、頷いたのでした。

彼女が近づいてきた時点でその確信はあったものの、あくまでその段階では推測であったものが、あらためて言葉と態度で示されたことで具現化した瞬間でした。

これで彼女との第一関門は無事にパスできたわけですが、その2日前のことです。
彼女と初交信した翌日、私は彼女の真意を測りかねていました。

私が測ろうとしていた彼女の真意とは、言うまでもなくセックスのことです。

会う前のメールの段階ではエッチ系の話には極力触れないようにしていたのですが、男にとって最も肝心なことだけはどうしても事前に確認しておく必要があり、どのタイミングで、どんな表現でどう切り出したものかと散々迷っていました。

それは、下手にエッチ系の話を切り出して気分を害されてはせっかくのチャンスを逃がし兼ねませんが、さりとてもし彼女に全くその気がなく、プラトニックな関係しか望んでいなかったとしたら、極めて面倒くさいことになりますから、相手の機嫌を損ねることなく確認をとっておく必要がありました。

あれこれ思案を巡らせていた時、肝心なことを忘れていたことに気付いたのでした。

それは、今回使ったサイトのコーナーはエッチ系のコーナーで、そこに登録しているということは、おのずと最初からセックスを前提とした付き合いを求めているはずで、そこを突くのが最も自然に目的を果たせると判断しました。


「ところで、念のために聞いておきたいけど、今やりとりしてるコーナーはエッチ系になるけど、あやちゃんは俺みたいなおじさんとエッチな関係になりたいということなのかな?」


どんな返事が返ってくるのか、おっかなびっくりでしたが、案に相違して意外なほどあっけらかんとした返事が返ってきたのでした。


「はい、元々そのつもりですから」


少々拍子抜けしましたが、その時はそれ以上エッチ系の話にはあえて触れないようにしました。

いかに彼女がそれを肯定したからと、気心が知れるような間柄になってからならともかく、まだお互い全く知らない段階であまりその話に触れるのは好ましくないと思ったからです。


話を戻して、このメールの段階でセックス前提での今日のデートであることを確認はしていたものの、高校生のような幼さの残る少女を目前にして、あのメールは本当だったのかどうかが不安になってきたのでした。

(さて第一関門は通過したものの、これからどうするか。いきなりっていうわけにもいかないし)

その時になって車で来なかったことを後悔していました。

車なら自動的に二人きりの密室で適当にクルマを走らせている車中で突っ込んだ話も出来たからです。
そういった意味でクルマというのは実に便利な存在だったのですが、無いものねだりをしても仕方ないので、まずは無難なところから会話を始めました。


「俺は『良』やけど、名前教えてくれる」

「はい、『果歩』です」

「いい名前やね、それでこれからどうするかな、どこか行きたいとこある?」

「犬の首輪買いたいんです」

「え!犬の?」


彼女は家で5匹の犬を飼っており、その中の1頭の首輪が切れたとのことでしたが、初めて会った相手とデートするのに、犬の首輪は少々怪訝に感じはしましたが、視点を変えればそれだけ彼女は無邪気で純心な女の子であり、私はむしろそれを好感を持って受け止めたのでした。

しかし一方ではそんな女の子であるならよけいに私の邪心を実現させるのは難しくなったのではとの心配もありました。


「それじゃあ、近鉄(関西のデパート)のどこかにあると思うから行こうか」


(その内チャンスがある)、そんな邪な思いを胸に秘め、彼女を促してデパートに寄って犬の首輪を買ってやりましたが、ここからが勝負でした。


「さあ、これからどうするかな お茶でもする?」
「……うぅーん」


彼女は小さく唸っただけで何かを思案しているようでした。
この反応から窺えるのは、お茶にはあまり乗り気では無いことだけは確かでした。
では何を思案しているのか?

どこか行きたいところがあるのか?
したいことがあるのか?
ほしいものでもあるのか?
それともすぐに?

あれこれ推し量っていた時に、ふと気づいたことがありました。

普通、親密な間柄のカップルならともかく、付き合って間もないカップルが会う時は、たいていはその日に何をするのかを事前に打ち合わせをするものです。

ところが、よく考えれば彼女からは待ち合わせの約束以外何もリクエストがなかったことを今頃気づいたのです。

(そして今の彼女のあの反応。 ・・・ということは、 そうか彼女は最初からそのつもりだったのでは)

そこまで思い至った私は思い切って切り出すことにしました。


「お茶は気が進まんみたいやね、……それじゃあこれからいいの?」


もし早合点なら恥をかくことになりますが、この表現ならどうとでも誤魔化せます。

これがリスクヘッジを忘れない中年のずるさですが、それはともかく彼女がどう応じるかを固唾を呑んでその返事を待ちました。

すると彼女は恥ずかしそうにやや顔を伏せ、小さく首を縦に振ったのでした。

私は嬉しさのあまりにだらしなく歪んだ自分の顔をみられまいと、あらぬ方向に顔をそらしましたが、彼女はしばし恥ずかしそうに俯いていたので、結果的にはその心配は無用でした。

これで彼女が了解していることがほぼ明確になったわけですが、しかし実際にホテルに入室するまでは安心できません。

ホテルに着いたとたんに怖気づいたり、気が変わることも充分あり得るからで、ホテルまでの短い道中、私は気が気ではありませんでした。

しかしそれも杞憂に終わり、恥じらいながらも彼女は躊躇することなくホテルのゲートをくぐってくれたのでした。

4
最初 前へ 1234567 次へ 最後
ページへ 
ページの先頭へ