THE D-SIDER 1
THE D-SIDER 1
アフィリエイトOK
発行者:浜本 仁司
価格:章別決済
章別決済は特定の章でのみ課金が発生いたします。
無料の章は自由にお読みいただけます。

ジャンル:SF
シリーズ:THE D-SIDER

公開開始日:2010/11/08
最終更新日:2010/11/08 21:20

アフィリエイトする
マイライブラリ
マイライブラリに追加すると更新情報の通知など細かな設定ができ、読みやすくなります。
章一覧へ(章別決済)
THE D-SIDER 1 第1章 STORY1「出会い」
「いや~、これで撃ちまくって人を殺せるかと思うと快感だねぇ。でもって俺には、強い味方が付いてるってモンだ!! 」
ガハハと下品に笑いながら、大男は銃を手にし不気味な笑みを浮かべる。
「これでよぉ、無抵抗の人間を撃つんだよ。…そんでよ?撃たれたときの叫び声を聞くのがもう幸せったらありゃしないねボクちゃん!」
にまあと満面の笑みを浮かべ、敷地内の壁に向けて拳銃を向ける。

(うわあ…まずいとこに来ちゃった…! 逃げなきゃ、早く逃げて警察に言わなきゃ…!! )
そう思いそそくさとその場を離れようとしたそのとき、明は不覚にも足元にあった空き缶を蹴ってしまい物音を立ててしまう。

「…誰だ!」ビルの敷地内にいた男たちが、すごい形相で皆出入り口へと振り返る。
すると大男は、にやりと笑い手にした拳銃を声のした方向へと向ける。
「さあ~出てきなちゃい?今だったらおにいちゃん殺さないであげまちゅよ~」非常に嫌らしい笑みを浮かべ、舌なめずりをしながら待ち構えている。そう、まるで獲物を狙う獣の如く。

(こ、殺される…!)今、明は生まれて初めてとてつもない恐怖に打ち震えていた。
もしこのまま出てきても、きっと殺される。かと言って逃げても、撃たれて殺される。
どちらを選んでも、生きる道は今の明には思い浮かばなかった。
7
最初 前へ 45678910 次へ 最後
ページへ 
ページの先頭へ