純愛がゆえの狂気
純愛がゆえの狂気
完結
発行者:新菜
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ジャンル:恋愛

公開開始日:2015/09/20
最終更新日:---

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純愛がゆえの狂気 第5章 見つけてしまった印
ダメだ。

ダメなんだ。

いくら愛しても…
何度抱いても…

彼女は手に入らない。


そのやるせなさに空虚感を覚え…
また彼女を求める。


抱いて幸福感を味わって
どう足掻いても手に入らない嫉妬に狂って

その繰り返しで
俺はおかしくなりそうだった。



◇)隆二…?


今日は彼女が俺の家で
手料理を振る舞ってくれた。

数少ない彼女と過ごせる貴重な週末。


◇)ごはん…美味しくなかった…?
隆)え…


彼女が少し寂しそうに俺の顔を
のぞきこんでくる。


隆)いや?
  美味しかったよ?
◇)ほんと??
隆)うん。
◇)良かったぁぁ♡♡


無邪気に笑い、喜ぶ彼女。

でも…
こんな料理を毎日食べてる男が他にいる…。

こんな笑顔を毎日見ながら…


ああ…もう…


隆)ごめん。
◇)えっ…?
  あっっ、ちょっと…もう?///
隆)うん。
◇)あっ……///


彼女の服を肩からずらし
露わになったそのキレイな鎖骨へ口づける。


◇)待って…ここ…で?///


リビングでそのまま襲おうとする俺に
少し戸惑う彼女。


最近は…
会えるともう止まらなくて…
場所なんて問わずに求めてた。

キッチンだろうが…
洗面所だろうが…
玄関だろうが…

ただ欲しくて…欲しくて…


隆)ベッドがいい?
◇)うん…//
隆)わかったよw
◇)……//


そう言うと
連れていってと言いたそうに
俺の首に腕をまわす彼女。

俺はそのまま愛しいその身体を抱き上げ
ベッドへと連れて行く。


ドサッ。


いつものように服を脱がせ…
そのキレイな身体に口づけてゆく…。


◇)んっ……//


すると…
首筋に小さな赤い印を見つけた。


隆)こ…れ……

キスマーク??


俺が…つけるわけがない…

いつも…夢中になりすぎて
印をつけてしまわないように
十分気をつけているから…


じゃあ…これは……


彼女に印をつける権利を持ってる男。

それが許されるたった一人の…。


◇)隆…二…? 
  どうし…たの?
隆)……っ


抱かれたんだろうか…


わかってる…
わかっていても…

少し想像しただけで…
耐えられない。


◇)隆二…?
隆)旦那さんと…シたの?
◇)えっ??
隆)…。
◇)ど……して…?
隆)…。
◇)…。


二人の間に沈黙が流れる。


◇)してないよ…?
隆)…。
◇)あの人とは…もうずっとしてないの。


ああ…
わかってる…
こんなのは不倫の決まり文句だ。

してないって言うに決まってる…。


◇)ほんとだよ?


俺を可愛く見上げるその瞳。

じゃあこれは…

この印は何なんだったって
問い詰めてやりたい。


でも…
そんなこと言う権利…
俺にはないんだ。


どうにもならないこの狂いそうな想いを
全てぶつけるかのように俺は
◇を抱く。


◇)や、や、隆二…??///
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