純愛がゆえの狂気
純愛がゆえの狂気
完結
発行者:新菜
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ジャンル:恋愛

公開開始日:2015/09/20
最終更新日:---

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純愛がゆえの狂気 第1章 出会い
私は旦那との性生活に全然満足していない。

旦那のことは好きだけど…
でも…

もっと感じるSEXがしたい。

気持ち良くないわけじゃないけど…
たまにしかイケないし…
そもそも…もうずっとご無沙汰だし…。


旦那は出張が多くて

夜も帰って来るのが遅くて
すぐに寝てしまう。


私は…我慢できなくて…
たまに一人でシちゃう…

誰か…
激しく…抱いてくれないかな…


子供たちはいつも
週末は実家に泊まりに行って…
あの人もどうせ帰ってこないから

私は今日はクラス会の二次会まで参加して
そのあと一人でバーで飲んでた。



◇)はぁ…
バ)どうしたんですか?w
  ため息なんてついて…。


イケメンのバーテンダーさんが
話しかけてくれた。


◇)久しぶりのお酒、美味しいなってw
バ)ありがとうございますw
◇)ふふ…
バ)あ、隆二さん、お久しぶりです。
隆)どうも。
バ)いつものでいいですか?
隆)ああ、はい。


常連さんなのかな…?
カウンターで一つ空いて隣に座った
彼の顔をちらっと見た。

するとバチッと目が合った。

逸らす訳にもいかないし…
軽く頭を下げると
すごく可愛らしい笑顔で笑った。


隆)お一人ですか?
◇)あ、はい…。
隆)ニコッ。


なんて…笑顔が素敵な人なんだろうと思った。


バ)お待たせしました。
隆)あ、ありがとうございます。


バーテンがお酒を出すと
彼は私の方を向いた。


隆)あの…
  一人で飲むのもなんなんで…
  乾杯してもらえません?w
◇)あ…っ
  私でよければ…


私は慌ててグラスを手に取り
音を鳴らせた。


隆)ありがとうございますw
  ああ、美味しいなコレ。


胸が…少しドキドキする。


隆)なんか…
  間空けてるのも変なんで…
  隣いいですか?
◇)え…


私が返事をする前に
彼は隣に座ってきた。


◇)……//
隆)あ、ご結婚されてるんですね。
◇)え?
隆)指輪。
◇)あ…っ


はずして…くればよかった…。


隆)いいな〜w
◇)え?
隆)憧れます。
◇)え???
隆)結婚とか…
  いいなぁって…
◇)別に…いいことなんて…
隆)あはははw
  そんなこと言ったら
  旦那さん泣いちゃいますよw
◇)……//


その笑顔に…
またキュンとしてしまう。


隆)名前…聞いても…
◇)ああ…私…ええと…◇といいます。
隆)◇さんですか?
  素敵な名前ですね。
◇)……//


どうして…
この人はこんなに笑顔が素敵なんだろう…


隆)◇さんみたいな素敵な女性と
  結婚出来た旦那さんは幸せ者ですね♡
◇)そんなこと…っ


彼が…
そんなことばかり言うから…


◇)幸せなんかじゃ…ないです…
隆)え…?


私はなんだか悔しくなって…


◇)私の主人、浮気してるんです…
隆)えっ!!


ありもしない嘘を言った。


隆)ほんと…に…?
◇)はい…。


ふと彼の顔を見ると…
すごく悲しそうな顔をしている。

彼の笑顔を曇らせてしまったことに気付いて
慌てて取り繕う。


◇)気にしないでください!
  私、大丈夫なんで。
隆)……っ


彼がそっと私の手に
自分の手を重ねてきた。


隆)平気なフリ…しないで下さい。
◇)…。
隆)そんなことが大丈夫な人なんて
  いるはずがない…。
◇)…。


こんな純粋そうな人に
嘘をついてしまったことに
今更ながら胸が痛む。


◇)いいんです。大丈夫ですから!


彼の手を離そうとすると
ぎゅっと握られた。


隆)女の子は…
  ちゃんと大事に愛されないと…
  ダメです。


こんな私を女の子扱いしてくれて…
優しい言葉をかけてくれる…

触れられてる手から伝わってくる
優しいぬくもりに…

私は気付いたら涙していた。


隆)◇さん…
◇)ごめ…っなさ…


こんな話嘘なのにどうして…?
旦那は多分浮気なんてしてない。
愛がなくなったわけでもないのに…

私…どこかで寂しかったんだろうか…
こんなぬくもりを…
求めていたんだろうか…


隆)泣かないで…


心配そうに私の顔を覗き込んでくる彼。
この優しさに甘えてしまえたら
どんなにラクだろう…。

でも…


◇)大丈夫だから…
  もう離して?
  …ありがとう。
隆)……っ


そう言っても
手をそのまま重ねる彼。


◇)えっと…名前…
  隆二…くん?
隆)はい。隆二です。
◇)隆二くん…ありがとう。
  優しいのね///
隆)……//


それからしばらく見つめ合った。
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