背徳の涙
第2章 高まる想い
それから二人でご飯を食べ終わると
お兄ちゃんはソファーでゴロゴロしてた。
◇)私もゴロゴロするー♡♡
臣)ぐぅたら兄妹w
◇)あははは♡♡
私が邪魔でTVが見えなかったのか
お兄ちゃんが起き上がったから
私も起き上がった。
◇)お兄ちゃん、抱っこ…♡♡
臣)出た〜〜!!w
◇)いいでしょっ、抱っこして///
臣)お前はなんでこんな
甘えっこになったんだろなー?
そう言いながら
膝の上をトントン叩くお兄ちゃん。
◇)えへへ♡
私はそこに飛び乗って
ぎゅっと抱きついた。
臣)やっぱ俺甘やかしすぎたのかなー
◇)何それぇw
臣)ちっちゃい時からさ?
ほんとお前可愛くて
何でも言うこときいてやってたし。
◇)うん♡♡
臣)だからこんな大きくなっても
こんな困った甘えん坊なのかなってw
◇)ダメ??
臣)いいけどさw
◇)えへへ♡お兄ちゃん大好き♡
臣)ほんと可愛いな、お前はw
ぎゅっと抱きついてると
ずっと優しく頭を撫でてくれる。
◇)今日も一緒に寝てもいーい?
臣)…だーめ。
◇)どうしてっ!
臣)それはもうダメだって言ったろ。
◇)なんで!やだっ!
臣)一人じゃ寝れないの?
◇)うん…。寂しい。
今日はママもいないし
一人じゃ怖いもん…。
臣)お前は何歳だよ!w
◇)だから一緒に寝てくんなきゃ
やだっ…//
臣)ん〜〜〜〜
わかった、じゃあお前が寝るまで
側にいてやっから。
◇)え…?
寝たらどうするの?
臣)自分の部屋に戻る。
◇)え、やだっ!!
朝まで一緒にいて!!
臣)ワガママもほどほどにしろ〜〜〜
◇)いたたっ
ほっぺをつねられた。
◇)朝のこと…
気にしてる…の?//
臣)気にしてるっつーか…危ねぇだろw
さすがに妹に手出したくないわw
◇)え…っ
臣)俺がどんなに鬼畜でもw
◇)え……
臣)なんだよ。
◇)…。
臣)どーせまたチャラい〜〜とか
言うんだろ?w
◇)…。
臣)俺の女好きは直んないからね〜♪
◇)…。
私じゃ…ダメなの?
胸をぎゅっと掴まれたみたいだった。
臣)よし、じゃあお前そろそろ
風呂入ってこい。
◇)うん…。
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